Wempti 22 ページ24
― ― ― ― ―
まふ「で、あそこに座っているのが吸血鬼のAです」
「どーもじゃ」
真冬に名を呼ばれ片手を上げて挨拶をすれば、その少年はあははっと笑った
?「天月でーす笑よろしくね、吸血鬼ちゃーん………ってんな訳あるかあああああっ!!!」
「わっ…」
真冬がスゴい揺らされてる
まふ「天月くん、酔う。酔っちゃうよーーっ!」
そう言われればパッと手を離して、そのまま額に手を持っていく天月
「そんなに受け入れられないもん……じゃよなー普通」
ふっと笑みを零せばぼふっとソファーが沈んだ
隣を見れば坂田がにこにこと笑ってる
坂田「A!Aー!一緒にゲームやろうぜー!」
……………あれぇ?
ちょっと待って〜?先日会った時はもっとこう…敬意を感じたのに…
今はスゴい…友達かの様に砕けて話しかけてくれた
「えぇっと…」
多少困惑していれば、うらたが苦笑いをしながら「ごめん」と謝ってきた
うらた「坂田こういうの早いから…まあ、俺も」
うらたも坂田と同じ様に喋るので頬が緩む
「嬉しいよ…まるで友達みたいじゃからの〜」
坂田「それだ!A!友達になろう!」
ぎゅっと片手を握られれば「うぉー、冷てえ!」と笑われる
坂田「そして俺みんなに自慢する!!
俺、吸血鬼の友達いるんだぜって!!」
うらた「……いや、他の人に話したらダメだから」
うらたにそう言われれば坂田はハッとして「あ、そっか」と言う
「ふふっ…ありがとう坂田」
頭をなでなですればパチパチと瞬きをしてから溶けたような笑みを零す坂田
「……真冬も見習って欲しいものじゃ」
まふ「突然僕に来たっ!!」
天月「………いや俺の事忘れんなよ!!!!?」
「あ、天月。そういう事じゃ、よろしくの〜」
天月「いやどういう事!?」
165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むささび(プロフ) - 桜華さん» ありがとうございます!ちまちま復活しようとしてるのでお待ちいただけると幸いですっ (2020年9月23日 12時) (レス) id: 604bb43591 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - 面白かったです。続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。 (2020年9月22日 10時) (レス) id: faad7bf9c4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ(プロフ) - 続き楽しみですっ!更新頑張ってくださいね! (2019年11月16日 7時) (レス) id: 3b6274af0c (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - 吸血鬼は若い子が多いのに夢主さんは言葉使いがお婆ちゃんぽくて新鮮で面白かったです!更新待ってます(*^^*) (2019年6月30日 14時) (レス) id: a7c0117441 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ