【鬼滅の刃】特殊体質な柱さん

じゅうに！ ページ14

『はい 僕の勝ち』









ピトッと栗花落ちゃんの頬に湯のみを当てる












栗花落ちゃんは目を見開き、僕の方に顔を向ける










『大人気なかったかな〜？
しのぶちゃんに怒られちゃったらどうしよ』











ヘラヘラと笑いながら横を向けば炭治郎くん、我妻くん、猪くんの時が止まっていた











『炭治郎くん〜？ちゃんと見てたかな〜？』









炭治郎くんの顔の前で手を振っても微動だにしない









『固まってる？』










顔を近づけてクルクルと回って一周した所で近距離で赤と目が合う










炭治郎｢……わあ！？｣










素早く後退され少し傷付いた











『お手本 見てました〜？』









再度問えば意識が戻った後の二人と声を合わせて








｢｢｢見えなかった(んですけど)！！！｣｣｣










と言われてしまった











『あら それじゃあお手本にはならないね〜』











｢お姉さんやらかしたねー｣と言えば(お姉さん？？)と困惑した顔









失礼しちゃうなっ











『いいですか〜？大切なのは……』










続けようとしたところに鈴の音が耳に入り肩を見る










『…残念 任務入った〜 じゃあ僕はこの辺で失礼しますね〜』










立ち去ろうとすればガシッと腕を捕まれ振り返る









『猪くん 力強いですね』









？｢猪くんじゃねえ！！嘴平伊之助だ！！！｣









『別に聞いてないです〜』










にこやかに返せば｢なんだと！！｣と…怒った……のかな？










『嘴平くん 離してください〜
任務に遅れます〜怒られちゃいます〜』











炭治郎｢伊之助！｣






我妻｢おいコラ！！！何Aちゃんに触ってんだ！！！｣









『いや我妻くんそこですか…』









嘴平｢お前！！勝負しろ！！｣









それしか言えないの…









『……まずは僕の名前を覚えましょう〜
そうしたら勝負してあげます〜』









まあ、嘘だけど…こんなんじゃ騙され…









嘴平｢……わかった！！！｣











いや、わかったんかーい











あっさりと手を離してくれた嘴平くんに苦笑いをしながら訓練所を後にした










➥星柱コソコソ噂話




『年齢不詳の星柱。見た目は時透くんと同じ位(またはそれ以下)に見えるとか？』






｢誰が10代ですか〜
そんな若くないです〜｣

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