26.5話：癒しと好き ページ29
貴「(…本当、きっくん達が居て助かったなぁ…1人寂しくしょぼくれモードとかもう勘弁だわ……)」
お風呂の脱衣所でそんなことを考えていると、
−−−−−−−−カリカリ
扉を引っ掻く音がした。
誰だろ……あろまさんかな？
貴「あ、やっぱり。どうしたんですか？」
「にゃー、はにゃにゃ」スリスリ
はんにゃーあろまさんは何が言いたいのかは分からないけど足をスリスリして来た。
……慰めてくれてるのかな？
貴「ふふふー、あろまさん心配してくれたんですかー？ありがとうございますー」
私は嬉しくて少しニヤニヤしながらはんにゃーを持ち上げた。鼻をスリスリすると「にゃにゃにゃ」と鳴いた。あぁ癒し……(*´艸`*)
「……にゃ」
−−−−−−−−カプッ
あろうことか、彼(？)は私の口に噛み付いた。
待って、噛み付いたままだと……元に戻る
−−−−−−−−ポヒュンッ
ほら戻った＼(^ω^)／
貴「……っ、ん、あ、ありょましゃん……」
あ「ムグ、ぷはっ、……フーー…」
1分くらいは噛み付いたまま離れなかったあろまさんは口を離すと私の肩に寄りかかって来た。
あ「…もう俺らが居るからあんまり気張んなよ」
貴「え……」
あろまさんは肩から顔を上げて私を真っ直ぐ見つめた。その目があまりにも真剣でびっくりした。
あ「あー、その、何だ。…あいつらお前が思ってる以上にAのこと好きだから…、た、頼りにしろよってことだよ…」
貴「……あろまさんも好きなんですか？」
…………！？
いやいや、私何を言ってるんだ！？
何を口走ってるんだ！？自意識過剰かよ！！？
貴「き、聞かなかったことにしてくたs「…だよ」…？」
あ「俺もAのこと、好き、だよ…」
あろまさんはそう言うとそのまま黙って脱衣所から出て行った。
私はしばらく呆然としていたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 397人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そよ - 面白い！あと多分もう遅いけどソウルメイトってMSSPのメンバー自体の事でファンの事ではないよ (2017年6月9日 16時) (
レス) id: 6e3abf552a (このIDを非表示/違反報告)
^言^ - あまり占つくは、書かないほうが腐女子感は、でない。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: 4b5cac96a1 (このIDを非表示/違反報告)
レイチェルガードニャー(プロフ) - 癒やされるぅーw更新待ってます！ (2016年4月30日 8時) (レス) id: c5eabe9c3c (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - 見てて凄く面白かったし癒されました！自称神様の自由さに毎回笑ってしまいますw更新頑張ってください！ (2016年2月20日 18時) (レス) id: 5113e45854 (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - ↓コートもかしてやるよ、ほら(便乗w) (2016年2月20日 18時) (レス) id: 5113e45854 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2015年9月8日 6時
