私の主と推しが今日も可愛い【w.r.w.r.d.】

29.桃色の嵐 ページ33

あ！童○のトントンさんが顔真っ赤だ！ねぇ今どんな気持ち！？ねぇ！今！どんな気持ち！！？
私？私はくっそ恥ずかしいけど？？？

生まれて18年、人に頰を舐められるとか経験せんやろ普通。
あぁ、チー君の般若の形相〜〜。
今にも後ろからゾムさんを刺しそうなんだけど、ぶっちゃけ実力はゾムさんの方が上だから何もできないんだよね、わかる。


tn「ん゛っ、…えーっと、あぁ！質問全部吹っ飛んだわ！」
gr「…(拗らせてんなぁw)
クラークさん。今回の件、我々の所為で君達を危険な目に合わせてしまった。何かお詫びをしたいのだが、要望はあるか？」
貴「そんな、別に良いですよ。五体満足、これだけで十分です。総統様が詫びる必要性はないですよ」
gr「むっ…、しかしそれじゃあ私の気が済まない。些細なことでも、大きなことでも良い」


グルさんはとても優しい方だ。
動画じゃゲスだの魔王だの言われているが、軍パロ軸だとそのお茶目さと魔王加減が良い具合に両立して…あれ？私失礼なこと考えてる？

んー、給料アップは別に私は望んでないし…。かといって旅行も今は良いかな。この私の分の詫びは、ミーシャとヴィオラに譲ることってできるかな？


−−−−−−−ﾊﾞｧﾝｯｯｯｯ


総統室がノック無しに開け放たれる音が響く。
私は驚いて身体全身がビクッとしてしまうも、ゾムさんがすぐに反応し、背中を優しくさすってもらってあっという間に落ち着く。


貴「うっ、わ…「おっと」…っ、あ、ありがとうございます…」
als「任務終わった！ゾム！Aを降ろして！！グルちゃん、ちょっとお願い聞いてくれる？」


さらっさらの金髪を揺らし、アリスは報告書を提出しながらグルさんに問いかける。


gr「今……？」
als「そう、今！
……A・クラーク、ヴィオラ・ベイカー、ミーシャ・レズニックの3名の幹部専用城内への給仕を許可する。また、3名を幹部補佐兼メイドに昇級させること！それが今回の私のお願いよ！」

gr「……成る程。…成る程？」
tn・ut「「何流されようとしてんねん！！自我を保て！！」」


黙って聞いていた鬱先生も飴玉を吹き飛ばして突っ込むレベル。

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