兄妹のヒミツ。【F】

○45○ ページ48

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最寄り駅に降りて

家に向かう道になっても

手を離してくれない太ちゃん。

あ「た、太ちゃん…」

太輔「……」

何で、何も言わないの？

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入ったのは

昨日から入居したマンション。

ここに、太ちゃんと一緒に住むことになった。

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鍵を乱暴に開け、カバンも乱暴に置き、

あたしをベッドに押し倒した太ちゃん。

あ「！！///……太ちゃん…？」

太輔「黙って」


強引に唇を重ねたかと思うと

舌を絡ませてきた。

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あ「んっ…んん……！」

やだ

苦しいよ

太ちゃん、何か今日変だよ…。

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太輔「……っ…何でさっき、北山と居たの？」

あ「あれは…っ、北山さんがついて来て…」

太輔「仕事中とかも、ずっと一緒だったんだろ？」

あ「し、…仕事は、しょうがないよ…」

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太輔「……なんか、むかつく。」

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