兄妹のヒミツ。【F】

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太輔「面接、どうだった？」

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少しの沈黙のあと

太ちゃんが口を開いた。

あ「んー…、まぁまぁかな？」

太輔「結果いつ？」

あ「来週。…あぁー、緊張する…」

太輔「大丈夫だろ。」

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後ろから、ぎゅーって

抱きしめてきた。

あ「た、太ちゃん…//」

太輔「A、かわいい。」

さらっと、女の子が喜びそうなことを言う。

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あ「…１つ、聞きたかったんだけど…」

太輔「ん？」

あ「彼女、いたこと無かったの？」

太輔「んー……、無い。」

あ「え、なんで？」

太輔「俺の好きな人は、ずっとAだったから」

あ「………ずっと、って、いつから？」

太輔「俺が１０歳で、Aが５歳の時。」

あ「……えっ、
それってどういう………んぁっ…//」

太輔「…また今度話すよ。
今はこうしてたい…」

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後ろから、首筋を舐められる。

さっきとは違う感覚で

身体中が、熱く、痺れる…。

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