【完結】【WT】感情を忘れかけてる少女は愛される

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ｺﾝｺﾝｺﾝ


『…………』


出てくれるかな。忙しい？

ｶﾞﾁｬ


Na「はーい！って、え！A！どうしたの？」

『あ、えっと。さっきドーナツ買ってきたので、よかったら』

Na「え、うまそう。いいの？」

『はい。昨日の朝、少しきつい言い方したなと思って……』

Na「昨日の…、あ、あれか。全然気にしないでいいのにwでもまぁありがとね！」

『はい。じゃあ私は行きますね』

Na「え、入ってかない？」

『……Nakamuさん仕事あるんじゃないですか？』

Na「ちょっとなら大丈夫だってwね？」

『じゃあ、す、少しだけ……』



本人が言ってるんだし、いいよね。うん。

部屋キレイだな。
シンプルで。



Na「僕もさー、Aにお菓子買ったんだけど、今食べる？お皿ならあるよ」

『貰っていいですか？』



やったね。ラッキーかも。



Na「はーいwちょっとまっててね」

『はい』



いい香りがする。なんのお菓子だろう



Na「はい、どーぞ」

『あ、ガトー………なんとか。』



名前、出てこない。


Na「ガトーなんとかwwガトーショコラねw」

『あ、それです。これ美味しかったやつ…』

Na「うん。この間食べたときこれ好きそうだったから」

『ありがとうございます。嬉しいです』

Na「それはよかった」



Nakamuさんが出してくれたこの飲み物、
なんだろう。お茶……ではないし。



『……あの、この飲み物って。』

Na「ん？あ、これはね、紅茶。美味しい？」

『はい。ガトー……ショコラとよく合います』



名前、覚えにくい



Na「そっかwwそう言えば、よく俺の部屋わかったね」

『さっきスマイルさんに合って、案内してもらいました』

Na「あー、そうだったんだ」

『はい』

Na「……あのさ、今度隣のA国とパーティーがあるんだ」

『パーティー……ですか』

Na「Aも来ない？」

『え。』

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