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宇髄天元との関係 弐 [美音様リクエスト] ページ23

弐となっておりますが、前回のお話とは全く関係ありません。


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宇髄side




「うげ、音柱……!」


道の反対側から聞いたことのある声が聞こえてきた。



そそくさと逃げようとする、金髪にちょっかいをかけようと道の反対側に行く。




「おい、うげとは……なん……」






覚えのある香りが鼻孔をくすぐった、その香りに思考を奪われ硬直してしまった。





どう考えてもおかしい俺を前に、疑い深い目を向ける後輩。





聞くしかねえな、と思い声をかけた。







「お前、黒髪で水色の瞳、口の端に傷がある女にあわなかったか?」


「はぁ?何でそんなこと………怖っ会いましたよ!会いましたけど何か問題でも?」









「どこで………」


自分でも驚くぐらい低く冷たい声が出た。








びく、と震えた我妻は以外とすんなりと答えてくれた。








「一道向こうの甘味処だけ…っておい!音柱!話は最後まで聞けよ!!」







自分から聞いといて失礼だと分かっては居るが、聞いたとたん走り出してしまった。







止まれなかった。





あーだこーだ叫んでいる後輩を後ろに例の甘味処を目指した足取りは嬉しい筈なのに、少し重かった。






また拒否されるかもしれないと思っても、足は止まらない。









もう、甘味処は見えてくる。








一言あいつに言ってやりてぇ、という気持ちが膨らんでいく。









だが、その前に少しだけお前の事を思い出しておこうじゃねえか。









もう、間違えたく無いからな………

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如月 遥(プロフ) - リンゴさん» 初めまして!無一郎くんで鬼殺隊で再開からの恋ですね、これはもともと思ってた感じですか?それとも再開して恋に落ちた感じですか?リクありがとうございます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 凪さん» とても嬉しいです!これからも良ければ読んでいただけるとも嬉しいです! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 名無しさん» なので、この話の場合はもう、妾でもいいから、自分の意思じゃ無理だから、連れ出して。ということになっております。私も人から聞いたことだったので、今度からはもう少し分かりやすいものや、調べて出てくるぐらいのネタにします。質問ありがとうございます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 名無しさん» 本当だ、それっぽいこと調べても出てこないですね……。間違ってたりする?かもしれませんので一応ぐらいに………。昔の女性が道(人がいるとこ)で髪をとかす(身なりを整える)という事には、自分の体を売るという意味があるそうです。 (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - 鬼殺隊で再会→恋ていう感じで・・・お願いします! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 2010dd489e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月 遥 | 作成日時:2019年12月22日 16時

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