* ページ22
二度も言わないからな、そう言って紡がれた言葉は、私の荒んだ心に刺さった。
そう、確実に。
でもね
『そ……は………れ……すか?』
「ん?」
『それは命令ですか!!それとも嘘ですか!!』
私は受けとる権限がないよ。
命令じゃなきゃ、
信じられない。
貴方が想っている訳がない。
「命令じゃなけりゃ、お前は俺のものにはならないか?」
そんなことない。と言えれるくらい、心が強ければ良かった
『………う、あ』
口は開いて動くのに、声は出てくれなかった。
心が、怖いと叫んでいた。
信じたら傷つくよ、もう、嫌だよと叫んでいた。
「ぷっ、無言は肯定と受けとるぞ」
私の百面相を見て笑う美丈夫な同期。
「じゃあ、命令だ」
聞きたくない、聞きたくない、
私の痛みを思い知れ、そう叫びたい。
「広瀬A今日からお前は………」
聞きたくない、信じて傷付きたくない
私は耐えきれなくなって、叫ぶのか、
信じるときめ、耳を傾けるのか……
『___』
「____」
『____』
きっと、誰にもわからない。
何を言ったか知る由もないけれど、
きっと、その答えで私は幸せになれる、
そう信じたいな
宇髄天元と私は
*私たち次第*
そんな、関係。
654人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月 遥(プロフ) - リンゴさん» 初めまして!無一郎くんで鬼殺隊で再開からの恋ですね、これはもともと思ってた感じですか?それとも再開して恋に落ちた感じですか?リクありがとうございます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 凪さん» とても嬉しいです!これからも良ければ読んでいただけるとも嬉しいです! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 名無しさん» なので、この話の場合はもう、妾でもいいから、自分の意思じゃ無理だから、連れ出して。ということになっております。私も人から聞いたことだったので、今度からはもう少し分かりやすいものや、調べて出てくるぐらいのネタにします。質問ありがとうございます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
如月 遥(プロフ) - 名無しさん» 本当だ、それっぽいこと調べても出てこないですね……。間違ってたりする?かもしれませんので一応ぐらいに………。昔の女性が道(人がいるとこ)で髪をとかす(身なりを整える)という事には、自分の体を売るという意味があるそうです。 (2020年2月3日 23時) (レス) id: 9e4f323b56 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - 鬼殺隊で再会→恋ていう感じで・・・お願いします! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 2010dd489e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:如月 遥 | 作成日時:2019年12月22日 16時