検索窓
今日:16 hit、昨日:1 hit、合計:112,663 hit

79 ページ7

【Yside】



北「おはようございます。横尾さん。」



横「お、おはようございます・・・。」



憎たらしいほど、爽やかな笑顔で



自社のロビーで挨拶をする北山さん。



北「今日からお願いしますね。」



横「は、はい・・・。」



いきなりの仕事モードの北山さんに



動揺を隠せない俺。



こないだの馴れ馴れしさはどこえやら。



北「今日は、こちらで打ち合わせですよね。」



横「小会議室を抑えてるので、そちらで。」



北「分かりました。」



あぁ、そうだ!



忘れる所だった!



俺は大事な事を思いだした。



横「あ、あの!」



北「はい?」



横「先日、ルール決めるって言ったじゃないですか。」



北「あぁ・・・。そんな事言ってましたね。」



よくわからない宣戦布告を受けた



あの会議の初日。



俺はルールを決めようと北山さんに提案をした。



横「Aに負担かけたくないので、ルールを決めたほうがいいと思って。」



北「ふ〜ん。じゃあ宣戦布告は受け取ってくれた感じなんだ。」



おぉ・・・。



いきなり顔を出した、例の北山さん。



横「まぁ男としてそりゃ、まぁ・・・。」



北「ふぅ〜ん。まぁ、お互い頑張ろうね。」



横「Aは譲りませんからね・・・・!」



俺は宣戦布告については



Aには言わなかった。



たぶん会議に北山さんが参加するって聞いただけでも



心臓に悪かったと思うし・・・。



北「で?あの日の夜は楽しかったの?」



横「はぁ?」



と、突然。



北山さんが意味の分からないことを聞いてきた。



北「えっ、Aを抱いたんじゃないの?」



横「だ、抱いてません!!!」



北山さんが急に変な事を言うので



訂正するように、つい大声を出してしまった。



するとロビーにいた人が



全員こちらを向いた。



横「す、すいません・・・。」



北「そんなに興奮しないで。」



横「あんたが、変な事聞くからでしょ!」



北「はいはい。」



どうやら、この人は



人をいじめるのが好きなようだ。



北「で、ルールってなに?」



横「あっ、そうそう・・・。」



北山さんのせいで、



危うく言うのを忘れる所だった。



北「動揺しすぎ。」



本当にこの人はもう・・・。



ここにいても仕方がないので



そうして俺たちは

 

とりあえず、小会議室に移動して



話の続きをすることにした。

80→←78



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (201 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1161人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ベニテングダケ(プロフ) - とっても、おもしろいです!!痒い所で終わってしまったの、続きが気になります!更新おまちしてます!! (2019年11月2日 14時) (レス) id: f53251ceeb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - とてもおもしろかったです続きが読みたいです。 (2018年1月7日 20時) (レス) id: 09a41a0481 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - いつ便新してくださるのか楽しみです!!しっかり待っているので、自分のペースで便新してください!!応援してます!! (2017年8月24日 21時) (レス) id: 2bb8aee70b (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 更新楽しみに待っていますね! (2017年8月24日 14時) (レス) id: db525185f4 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 便新ファイトです!!いつきさんを応援してます!! (2017年8月4日 12時) (レス) id: 2bb8aee70b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いつき | 作成日時:2017年6月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。