ジミ姫と俺様S王子！！

さいあくぅ〜 ページ12

貴女side


藤「あっ、こんなとこにいたのか！！｣


えっ何…！？

藤「ちょっと来い｣


私は急いでお弁当を片付けた


藤「早くしろｯ」

そう言って私の腕を掴んで引っ張った
美帆ちゃんは苦笑いしてた
助けてよぉ〜


私が連れてこられたのは今は使われてない理科準備室


藤「地味なお前が俺の隣だと周りがうるさいんだよ。俺が可哀想とかさ…お前は地味子とか言われて悔しくないわけ？」


いや、私が好きでやってるだけなんだけど…


藤「お前よく見たら可愛いんだからダサい格好やめろ。」


藤ヶ谷君は私のメガネを取り上げた
そして私の髪を触り始めた

藤「髪ちょーキレイ｣

私の耳元に呟いた

ﾄﾞｷｯ

何今の……ﾄﾞｷｯって何？
って何この状況！！

あ「あのｯ何がしたいんですか…？｣

藤「黙って。ヘアゴムある？｣

ヘアゴム？何するんだろう？

あ「シュシュならあります。｣

藤「俺がアレンジしてやる。貸せ｣


えっそんなことしたら私の事がバレちゃう…

あ「あのｯ大丈夫です！｣

藤「俺がアレンジしてやるって言ってんのに断るのか？」

あ「だって、そんなことしたら私がお嬢様だってバレちゃうじゃないですか！！｣

藤「お前の事、知っている人なんていないだろ？｣

あ「それがいたんです…1人だけ…」

それがいたんだよなぁ…

藤「誰？｣

あ「同じクラスの足立さん。足立 桜さん。なんで彼女がこんな学校にいるのか不思議ですけど…」

藤「お前、人の事言えねぇだろ(苦笑)そういえばお前は何でこの学校にしたんだ？｣

えっ.....!!言わなきゃダメかな？


藤「お前、過去に何かあっただろ？いいから教えろ…」
藤ヶ谷君の眼は真剣だった
なぜか藤ヶ谷君には教えていいと思った
私は彼に過去を話した

ふ〜ん…→←めんどくさぁい…

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