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保健室で治療を受けて、帰れるって言ったけど熱血先生に無理やり車で送られる事になった。
叩かれた頬と両手首に湿布。
家には既に連絡がされていて、母が心配していると車内で聞かされた。
「半間との距離を置いた方が良いぞ」
『え？』
「半間が襲うように言ったらしいじゃないか」
私、その話したのかな？
あぁ、もしかしたら捕まった男子生徒達が漏らしたのかも。
『あんなの嘘です、修二はそんな事絶対に言いません』
私の答えに溜息を零す。
その後も何か言われたけど全く耳に入る事なく自宅へ到着。
車の気配を感じたのか、母が裸足で駆け寄って来た。
「無事で良かった……」
『心配かけてごめんなさい』
母の胸に抱かれると安心したのか涙が溢れたけれど、父に事情を話す熱血先生の言葉で私は母の胸から離れた。
『だから修二じゃないって！何度言ったら…「ンーだよ、オレの噂話かァ？」
ニヘラァと笑ってタバコを咥えた修二。
『修二……！』
修二、修二！と何度も名前を呼んだ。
そして、初めて自分から修二の胸に飛び込んだ。
その時に感じた……タバコの匂いと香水の匂い。
あの、どぎついムカムカする香水の匂い。
「えらく甘えたじゃねぇか♡つーか、何でアイツいんの？あ"？顔、どーした？」
『修二、私が電話したの知ってる？』
「あ〜、わりっ、かけ直すの忘れてたわァ」
その時、何してた？って聞くのが怖くて、聞き分けの良い女を演じる。
「A？」
『バイバイ、修二』
そう言って、両親と熱血先生の間を縫って自宅へ入る。
バタンっと閉じた扉がとてつもなく重く感じた。
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ゆんな(プロフ) - 完結おめでとうございます。読みやすくて面白かったです！続編とか半間の小説をまた書いていただけると嬉しいです！w甘々なのがみたい！ (2022年7月6日 22時) (
レス) @page33 id: c8a07ba8e1 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 素晴らしすぎて一気に読み終えてしまいました♡♡♡またえちえちなお話期待してます！！ (2022年7月1日 16時) (レス) @page46 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - ひつま ぶし子さん» はじめまして(*^^*)コメントありがとうございます！そんな風に言って頂けると嬉しいですー！今書いてるお話が完結しましたら…また半間氏書きたいと思ってます……！その際は是非宜しくお願い致します(*^^*) (2021年11月25日 7時) (レス) id: 684e8f5b6d (このIDを非表示/違反報告)
ひつま ぶし子(プロフ) - 完結おめです、、！貴方様の書く半間好きすぎて好きです！、！定期的に読みに来ようと思います！！！ (2021年11月25日 4時) (レス) @page41 id: e58ce47c5b (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - eriiiさん» ありがとうございますっっ！無事に完結できて良かったですー！番外編、近々公開出来ると思いますので宜しくお願い致します(*^^*) (2021年11月13日 12時) (レス) id: 684e8f5b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりまる | 作成日時：2021年10月27日 0時
