−腐女子と同性愛と山田くん。−

第7話　研修室で二人きり。 ページ9

ガラッ

浩「で、話はわかるよね？」

ひいいいいいい〜！！！

ちょ…私死亡フラグたってんのちゃう…？

貴「はい…」

浩「そんな怖がらなくても大丈夫＾＾俺、怒ってないし」

貴「え、マジで…？あ、いや、別にわざとじゃなくて、ああの…」

浩「ップ…アハハ！神代さんっておもしろいね〜！！」

貴「あぁ、うえぇぇぇ！！何スカッ！なんで爆笑！？」

浩「まぁ…本題入るんだけど…さ」

生徒会長って案外天然？なのかな…

この人…話脱線しやすい人だ…

貴「あ、はい。そのことで呼ばれたってことは重々承知ですよ。」

浩「俺、憂とは付き合ってないから。」

え、はい？も一度言ってください？

くそぉぉぉぉぉぉ！せっかくの美味しい展開がぁぁぁ！！

貴「どうしてですかッ！？何で別れちゃったんすかッ！」

浩「どうしてって言われても…ねぇ」

貴「その理由を教えてくださいよっ！この美味しい展開が…」

浩「美味しい展開…？？＾＾；」

貴「あ、いえなんでもナイっす…」

浩「アハハハッ！神代さんっておもしろいね！」

浩「もともと付き合ってないけど理由教えるね」

貴「はい。」

浩「俺、神代さんに一目ぼれしちゃった。」

貴「はい…？」

ガシッ

なんか肩に会長の腕が…

浩「神代さんを食べたい」

貴「あ、ああ…」

やばい…やばいやばいやばいやばい！！

私、震えてる？

泣きたい…泣きたいよ

だれか、だれかいない？

これが獲物に飢えた狼ってやつ？ハハハ…

しかも押し倒されてる…！？自分…？

タスケテ…

だれか助けて！

？「神代さんッ！大丈夫っ！？」


私の前に救世主が現れたようです。

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