え？フィフスセクター？革命？僕には関係ない。例え僕がシードでもね★ (ページ44)

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貴「怖がっていた僕の物語は終わりだよ。…物語の終わりは新たな始まりとも言うよね？」ページ44

A「…ひ、久しぶり…と言うべきかな？」

神童「A…」

A「あ、えっと…皆のサッカー見てたけど楽しそうじゃなかったなぁ…と思ったけど天馬達が入ってから凄い楽しそうだなぁ…って思ったよ。それから…それから…」

視線を彷徨わせる様に僕は神童達を見ないようにしていたが突然、全員が「ごめん」と言って頭を下げた

僕は驚いたけど昔の事を思い出して謝ってくれているのか…そう思った

蘭丸「あの時、俺達はAを信じないといけなかったのに…」

A「気にしてないよ」

水鳥「Aが気にしていなくても私らが気にするんだよ！」

錦「そうじゃ！A、殴ってくれんか！？」

青山「それ名案！倉間達は帰ってから事情話してAに殴ってもらおう」

一乃「じゃあ、俺からメールしておくよ」

A「いや、何でだよ！！嬉しさのあまり頭おかしくなっちゃった！？

……全く…君達にまた嫌われるくらいなら嫌われようとした僕が馬鹿みたいじゃないか」

僕はフードを取り風を感じる。
閉じていた目をあけ、雷門の皆を真っ直ぐ一人一人見詰め…

A「……僕は、君達と共に革命を成功させたい。僕を君達の一員に加えてくれ」

「「勿論/ですよ！！！」」

間を開けずに言ってきた皆に思わず笑いそうになってしまった
でも、嬉しいな。僕は彼等に認められているってことだから

天馬「A先輩のサッカー、俺もっと見たいです！」

西園「あ、僕も！先輩が試合中にやっていたのってイナズマジャパンの基山ヒロト選手の必殺技シュートですよね！？」

A「うん、そうだよ。他にも色々出来るんだ」

天馬と信助の明るさは本当に救われるな。サッカーが大好きって気持ちも伝わってくる

マサキ「A姉！！」

A「マサキ……すまなかった、痛かっただろう？」

マサキ「んなわけ…ないじゃん…！もう黙って消えるなよ！他の皆も心配してたんだからな！」

A「そうなんだ……お日さま園に一度帰らないとダメだね。お説教が怖いなぁ」

泣きそうなマサキを慰めながらシュウや白竜、他の皆とも会話をした。……ここの施設は無くなるからね、兄さん達に頼んで皆の生活支援とかたくさんしないと

それから僕達は雷門へ帰り…苦しく厳しい戦いを勝ち抜いてホーリーロードを優勝した
全てが終わり自由のサッカーが始まる、この時は…そう思っていたんだ……