第二十八夜 ページ29
［Noside］
シン「私はシンドバッド。シンドリア国王シンドバッドだ」
彼女をじっと見詰めるシンドバッド。
自分を見詰めてくる目を見詰め返していた彼女の胸はドキン、と音を立てた
「あ…あなたがあのシンドバッド王…？」
彼女は名前を聞き返したが目の前の相手が自分の手をずっと握ってる事に気付いた
「いっ、いつまで握ってんのよ無礼者！！」
シン「失礼姫君。ただ、私は貴女を止めなくてはならない。お互い立場のある身分、こんな所で争うべきではありません」
「だ…だって…あの子が…！」
指をさされたアラジンは彼女を睨むように見るがシンドバッドは杖を収める様に言う
シン「大丈夫だ、｢ジン｣はこの程度じゃ死なない。君の友人はまだ生きている。
それにそんな激昂してしまって戦うなんて、君らしくもないんじゃないか……？」
その言葉にアラジンは少し戸惑うような顔をしたが杖を収め笛を強く握る
シン「姫君。私は現在一国王して、ワケあってこの国に滞在しているのです。もし、貴女もそうならば然るべき場所でお会いしたいものだ」
シンドバッドの言葉に彼女は長い沈黙の後、「分かったわよ…」と言う
「皆の者、帰るわよ」
夏黄「えっ…？姫君、しかし…」
「いいから、今日は帰るのよっ！！
いいことっ！？別にあんたに言われたから帰ってやるわけじゃないんだからッ！！」
そう言い残し、彼女達は魔法道具に乗り何処かへ去って行った…
呆然としながらも見送った霧の団の者達は怪我人の手当をする為に動き出してる中、アラジンはウーゴ君の星が消えてるのを見て笛に魔力を流し始めていた
［Noside・終］
［夢主side］
とても、心地好い夢を見た
…夢と言ってもいいのかわからない
青髪の男と共にはしゃぎ回り茶髪の女に怪我しないように言われる
水色髪の男と理論を交わし、金髪の男は「お前らの言ってる事が分からない」と言われ水色髪の男と共に丁寧に説明をする
紫髪の男の料理に白髪の男と共に文句を言いながら食べ口癖を言われる
橙色髪の女に抱かれる同じ橙色髪の赤子を桃色髪の女と共に近くで見て将来の事を話し合う
まるで、俺が体験してるかの様な夢だ。でも、どうしてだろう…
この夢が懐かしくて、愛おしくて、寂しいと思えるのは…何故だろうか。
青髪の男が王となり暇になった体の主は
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柚子(プロフ) - リボーンとマギが交ざったのは初めて見ました (2018年3月18日 10時) (
レス) id: 2c6b310ea7 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 続きがとても気になりました！ これからも更新頑張ってください！ (2017年12月27日 8時) (レス) id: cefac760bf (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続きとても気になります！これからも更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2017年10月16日 23時) (レス) id: 3836a6783c (このIDを非表示/違反報告)
雨雲(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年7月30日 14時) (レス) id: 7890e5f767 (このIDを非表示/違反報告)
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