七話 ページ9
シンタローside
あの会議があった日から一週間後…俺は三日前に石切丸と太郎太刀に言われた言葉を思い出していた
石切『シンタロー、あの蛇に気をつけて欲しい』
シ『へ？』
太郎『あの蛇は危険なもの…今は大丈夫ですがいずれ主や他の者に牙を向くと思います』
シ『……お前らがそういうなんて…分かった。この件は俺達だけの秘密にして調査していこう』
……で、それからずっと観察してるんだが…特に変わった点はみられn((「おじさん！！」
シ「…どうしたんだ？ヒビヤ」
ヒ「長谷部さん見なかった？朝から見当たらないんだ！」
シ「長谷部が？……たしかに朝、いなかったな」
ヒ「今本丸にいる人全員で探してるから手伝って！」
シ「お、おぅ」
ヒビヤの気迫に負けた俺は審神者部屋の襖に手をかけ開けた瞬間
本丸中に俺の叫び声が響いた…うぅ……
何故、響いたかというと…部屋に居ないはずの長谷部が目を隠しながら正座をしていたのだ
シ「おおおおま、おまっ…な、に……」
長谷「申し訳ありません、主。声をかけたのですが気付いてもらえなくて…」
は？声をかけた？……そういや、書類やってる時長谷部の声が聞こえたな。いつも通り入ってくる姿を見ないでいたが……つーか
シ「お前なんで目を隠してるんだよ」
長谷「そ、それは……」
シ「見せろ」
長谷「しかし…」
俺は後ろ手で襖を閉め聞こえてくる足音の主たちが入って来ないように結界を張り「主命だ、見せろ」と卑怯な手を使った
長谷「しゅ、主命とあらば……」
ゆっくりと手を下ろして瞼を開ける長谷部の目を見て絶句したしめちゃくちゃ驚いた
何故ならその目はメカクシ団…キドやカノ、モモ達が能力を使う時と同じで真っ赤になっていたからだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤黒 柚子見(プロフ) - これまでの名前隠しと周りの口調の感じだと大倶利伽羅辺りぽいなとか思ったけど微妙に名前隠しの腑に落ちない所は本丸個体差で納めて良いのかな？...現状彼以外浮かばんなぁ(連コメ失礼します) (2020年1月14日 19時) (
レス) id: 06134be286 (このIDを非表示/違反報告)
赤黒 柚子見(プロフ) - ヒントからお小夜が気になった(個人)定期。面白い組み合わせでストーリーの進み方も好きでっす (2019年9月8日 22時) (レス) id: 06134be286 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 面白いですよ!!更新頑張ってください！ (2019年8月15日 22時) (レス) id: 95b9570949 (このIDを非表示/違反報告)
Ｌ - 更新待ってます！ できれば、どの刀剣男子に何の蛇が取りついたのか、表がほしいです！ (2019年8月13日 10時) (レス) id: 6264bb445c (このIDを非表示/違反報告)
悠李 - 続きがめっちゃ気になります！更新待ってます (2019年6月25日 19時) (レス) id: 9118a43d0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
