【霧崎第一】ダンス部員だった少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

53.夏休み前 ページ18

私がバスケ部マネになってから、およそ二週間が経った



そして、教室では下敷きで扇いだり
濡らしたタオルを首に巻くなど、涼しんでいる人が急増する真夏になった



しかし、そんな暑さにも耐えられる、夏には嬉しいイベントが目の前に迫ってきていた




先生「＿＿＿＿夏休みを楽しんでこい。宿題も忘れるなよー。じゃあ日直、挨拶宜しく」




そう、明日から夏休みだ。夏休みといっても部活がある運動部にはあまり変わりのないことだったが、既に沢山の人と遊ぶ約束をしていた私には、部活があっても苦がないくらい足が地から浮く気持ちだった




貴「(ダンスの大会が終わったら、それっきり無いし遊びまくれる…!!)」




昨日も、友人から「ニヤけてる」と指摘されるほど、私は夏休みを楽しみにしていた



私は、夏休みの充実ライフしか頭になかった
プールへ何度か行って、近くの夏祭りに行って、デパートも行って…と夢を思い描く



しかし、その夢はある人物に
一瞬にして壊された




花「あ、言い忘れてたけど夏休みにも来てもらうからな。部活が無いときだけで良いのは俺の優しさ。」


貴「へ!?」




……いやいやいやいや正直、頭にあったけど
あくまで、私はお手伝いさんみたいな感じだったし、無いかなとは思ってたんだけど…




貴「えーと、それは何日から何日まで？」


花「ダンス部の練習が終わった日から、8月10日まで。」


貴「…まーじかぁ」




最悪だ、そこにも結構予定入ってる…
あ、でも午後からの予定が多いし午前だけなら案外支障はないかも？




貴「それって午後まで？」


花「いや、午前まで。昼は家で食えるくらいに帰る予定だ。」


貴「はぁぁ〜〜、良かったぁ。」




安心して、表情から力が抜け
頬が緩む



その途端、花宮くんは何故か不機嫌になった




花「……チッ」


貴「？」




予定に支障は無いようなので、安心したのも束の間。今度は花宮くんの機嫌が悪くなったようです



ていうか舌打ち怖い、舌打ちやめようぜ




貴「えーと、どうしたの？」


花「…いや、やっぱり午後までにする」






文字数の関係でキリが悪いですが、次


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夢主さんのイメ画を描いてみました！
http://uranai.nosv.org/img/user/data/f/0/b/f0b4ac34fe86cf155305a3a8b6046a00.jpg
アナログ描きにくくて上手く描くのに必死で夢主さんの顔がイメージと違う感じに…
夢主さんはもっと平凡な顔ですよ！また、出直してきます

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