【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

36.恋バナ ページ45

本来の目的の勉強は、柚子加が苦手なこともあり一時中断(たぶん再開しないだろうけど)し
ガールズトークとなった





月「で、さっそくなんだけどAは好きな人誰？」





いる前提なのか…と思いながらも
少し考えるフリをし、答えた





貴「いないな。」



月「えええぇぇ、そうなの？じゃあ作ろうよ！」



貴「ちょっと待って作るの。」





好きな人がいないのなら、作ればｲｲｼﾞｬﾅｧｲ!!とか現代っ子恐ろしい。私は心は15歳だけど、実際28年生きてるんだよなぁ…





貴「私はいないけど、柚子加はいるの？好きな人。」



月「好きな人っていうか、彼氏はいるよー。」



貴「え、聞いてない。」



月「言ってないしね。」





柚子加彼氏いたんだ、進んでんなぁ…




聞けば、陸上部の主将さんらしい。写真を見せてもらうと結構かっこいい。ていうか爽やか




そのあとも質問すると、告白はあちらからでなんとなく付き合っていたら結構好きになった感じらしい。




そのあとは、もうノロケ話ばかりだ
リア充結婚しろ、と心のなかで言いながらも聞いていた





月「ふぅー…、私喋ったから、次はAね。さて、中野くんに告白された件については何か言うことは？」



貴「知ってたんかーい。うん、断った。(というか逃げた)」





あの告白の件以来、中野くんとはなるべく喋らないようにしているが
ここで中野くんのあのことを言うと、また接点が生まれてしまうかも知れないので詳しくは喋らなかった





月「じゃあさ！かっこいいな、って思う人はいる？ほら、うちのクラスだったら花宮くんとか！性格良くて、運動できて、頭良いとか完璧だよね！」



貴「おいコラ彼氏持ち(笑)花宮くんね、かっこいいけどそういう目では見ないかなー」





これは本音だ。花宮さんはかっこいいよ、良いけど本性知っちゃってるしそういう目では見ない。ていうか見れない





月「ふーん、Aってあんまり男に興味無いんだね。でもさ、山崎くんとか原くんとかとよく喋ってるけどどうなのよ？え？」ﾆﾔﾆﾔ





柚子加は恋バナが好きなのか、あるいはからかっているだけなのか
ニヤつきながら聞いてくる




でもまさか、原くんと山崎くんとはなー…





貴「ないない(笑)あの二人は友達みたいなもんだもんw」



月「どうなんだろーねぇ？」



貴「ちょ、どうもしないってw」





このやり取りは、帰る時間まで続いた

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