【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

35.勉強会 ページ43

月「あーん！もうっ、分かんない！」


貴「あー…、それ難しいよね。ちょっと見せてー？」


柚子加の「う"ぅーん。」という唸り声が度々聞こえるいま、私は柚子加の家で勉強会をしている



何故、こうなっているのかと言うと時は一時間前に遡る









・









中野くんの告白からも
数日が過ぎ、私もやっと忘れ普通の日常に戻ろうとしていた時




私はいつものように、柚子加やクラスのダンス部の子達と部活に行こうとしていた





貴「おーい？柚子加、部活行くよー？」



月「え？今日部活無いよ？」



貴「え？」





え、部活無いの？




コーチ具合悪いとか…？
いや、でもあのｲｹﾒｿ(ただし女性で既婚者)なコーチなら「はっ…指導者がいないだけで、お前らは部活休むのか？違ぇだろ。お前らだけで創れるものってもんがあんだろ？ほら、分かったらさっさと、部活行け！」ってなって、いつも通り部活やってるよなー…




んー…？と考えていると、柚子加が「あ、そっか。」となにか納得してから私に事を説明してくれた





月「A、授業中寝てたもんね〜wそりゃ知らないか。今日からテスト期間で部活休みだよ。」



貴「あ、」





柚子加の説明を聞き納得した私は、そういえば寝てる間によく「ここ、テスト出るぞー。」という声が聞こえたなぁと考えていた





貴「じゃあ早く帰れるってことだよね？柚子加、今日遊べる？」



月「A、それ早く帰る意味無い。テスト期間だってw」



貴「あー…そっか。」





流石にテスト期間中に遊ぶのは無理かー、と私が言いながら
鞄を持ち、帰る準備をしようとすると柚子加の方から良いこと思い付いたっ！と可愛らしい声が聞こえた





月「今日さ、私の家で勉強しない？そしたら遊べるし勉強出来るしさ！」









そして、今に至る




ほとんどは、私が教えて柚子加が解ったら
また、次の問題を私が教えるみたいになってるんだけど(柚子加は、なんか気にしてるけど出されたお菓子が美味しいし許す。)





月「あー…疲れた。休憩しよ！ガールズトーク(笑)しよ！w」



貴「柚子加さーん？5問目で疲れたのー？」



月「五問目でも疲れる人は疲れるし！ほらっ、ノートしまって！」





尚、そのしまったノートを
その日のうちに、また使うことが無かったのは言うまでも無い

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