【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

34.鎌をかけて ページ42

さっき告白された私には、告白のことしか頭に無くて



二人が告白のことに関係、もしくは見ていたんじゃ…とどうしても疑ってしまう




そこで、私は少し鎌をかけてみることにした




貴「あ、中野くん！(嘘)」


原「」ﾊﾟｧﾝｯ


山崎「…！(思い出して赤面)」




……これは、可能性はあるかも知れない反応だなぁ。てか見られてたら恥ずかしすぎる



もうちょっと続けてみよう




貴「あ、山田くんだったw」


原「えぇ、間違えたのw」




原くん演技上手いな



山崎くんは単純そうだし引っ掛かりそう




貴「もー、何で間違えるんだろーね…wしかも中野くんw」


山崎「ハ、ハハハ。さっきまで見てたのになぁ。ハ、ハハッ」


貴「…うん」


原「ちょっ！(ザキの馬鹿！)」




…ここまで上手くいくとは思わなかったんだけど、動揺して言葉必死に探して地雷踏んじゃうとかさ。山崎くん単純すぎ。てか私すげぇ



…いや、山崎くんが慌てすぎてるだけか




貴「山崎くん、私が告白されたこと知ってるんだw」




許しそうな笑顔でおどけて言う




山崎「えぇっと、すまん！」




山崎くん慌てすぎでしょ。言い逃れは充分できたはずなのに



それじゃぁ、もう認めたことになってるよ




貴「いや、別に良いけどさwあれはびっくりした」


山崎「おぉ…サンキュ。」


原「ザキ単純すぎ、馬鹿すぎー。にしても、中野も必死だったよねw」




二人が正直に白状したあとは、さっきのことを笑い話にして話した




…花宮さんの台詞のこと言われなくて良かった

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