【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

30.いつもの昼休み ページ36

山崎side





いつもの昼休み




いや、俺にとっては瀬戸、古橋は委員会。花宮は先生の呼び出し(まぁ雑用だろう)で不在なので少しいつもとは違う昼休みだった




特にすることも無かったし、原と二人で駄弁っていると









中野「…罪沢、ちょっといいか…？」



貴「おぉ、中野くんじゃないか。どうかしたの？」





ふと中野と罪沢が喋っているところが見えた




…だけど、いつもと変わらない罪沢とは反対に、中野は妙に慌てている。遠くから見ても、不自然なのが丸わかりだ




それを思ったのは、原も同じようで





原「中野w妙にどもってるねw」



山「あぁ…俺も思った。」





少しの間見ていると、二人で教室を出ていった




なんだったんだ…？と思わず口に出すと
原が何か勘づいたのか、口を開いた








原「…告白じゃなーい？」


山「…まじ？つか中野って罪沢のこと好きなのか？」



原「うーん、まぁ委員会も一緒らしいしそうなんじゃね？それに中野って、惚れっぽいし彼女欲しがってたし。」



山「……へぇ。」





中野のところは、まぁ納得だ




中野は女子に見せる元気さとは対称に、男子だけになると「彼女欲しい！」と毎回言う奴だった
委員会一緒になっただけで、告るのも分かる奴だ







俺にとっては、ほんとに「へぇ。」くらいの興味だったが
面白いこと好きの原にとっちゃ興味が湧くわけで、









原「…あと着けちゃおっかw」



山「……原、お前って奴は…。」ﾊｧ





若干無理矢理気味に。そう、無理矢理気味に着いていくことになった









気になるとかは思ってない。俺は決して思ってない

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