【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

20.声 ページ20

花宮side





先輩「先に行ってるからな、お疲れ。」




花「はい！お疲れ様です！」





誠凛との練習試合が終わり、体育館に残るは一年になった





このままここにいても仕方ないから
支度を済ませ、さっさと体育館を出ようとしたその時









「調子のってんじゃねぇよ！」









怒鳴り声が聞こえてきた





聞こえた方からすると、第二体育館か…？と思っていると









「冷たああああ！？」









少し聞き覚えのあるような声が聞こえてきた





俺が誰だ、と頭を捻らせている時









瀬「……今の声、罪沢じゃね？」









瀬戸が少し、半信半疑に言った





たが、冷たいって今の時期は、ほぼ夏が目の前で今日も少し暑いくらいだぞ？





そう考えると、さらに疑問が増えてきた俺は








花「少し見に行ってくる。」




原「えーw面白そうじゃん。俺も行くー！」




花「勝手にしろ。」





あきらかに楽しもうとしている原と、第二体育館へ向かった





＊＊＊＊＊＊＊





第二体育館へ着くと、少し騒いでいる声とダンス部の数人が溜まっている姿を見つけた





俺は、偶然通り掛かったような素振りで






花「どうしたんですか？」






と、明らかにいい人そうな態度で聞いた







…おい、原。笑うんじゃねぇ






先輩「あぁ…ちょっと誠凛と…」




貴「あ、花宮くんと原くん。いやぁ…あっちの部員さんが、私に気にさわったみたいで。ポカリかけてきたんだよ、ポカリを…ね。で、この有り様(笑)」






何故ポカリを強調するんだ、と思ったがその話の内容なら、さっきの声も辻褄があう









内容を確かめられた俺は、原を置いて帰っていった

【お礼】え…？^ω^→←19.ポカリ

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