【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

1.転生からの出来事と今 ページ1

貴「いってきまーす」

母「いってらっしゃーい！入学式頑張ってね。進学校に受かるのも凄いのに、さらに学年代表なんて凄いわ！」

貴「ありがとう、お母さんこそ仕事頑張って」

母「あらぁ…嬉しいこと言ってくれるじゃない。じゃあね、いってらっしゃい」



まだ気慣れないピシッとした制服


サイドの少し高めの位置で結んだラフな髪と


春休みに少し変えた前髪



私、罪沢 Aは今日からあの“霧崎第一”の生徒となる


何故『あの』という風に憧れているような、珍しいものをいうような言い方をするのか不思議に思う人もいるだろう
それは、霧崎第一に通う人生ともうひとつの人生が私にはあった


＿＿＿人は、誰しも何かから生まれ変わって今の人生があると誰かが言っていたような気がする

しかし、一般的には人はそれを覚えていないし今の人生が一つのものだと認識している

しかし、極々稀に、本当に稀に前世の記憶を持った人間がいるという



その極々稀な人間が、私だという話だ



私のもう一つの人生を歩んでいた世界は、『黒子のバスケ』という漫画にしている


そして、私はその本の愛読者で世に言う微オタクだった


そして、私はあちらの世界で、ある日事故に合ってしまう。中学一年生だった

激しい痛みと、血液が絞り出されるような感覚に意識を失ってから目が覚めると、何故か、本当に何故か幼児になって…いや、戻っていた


そのあと、警察に引き取られて幼稚園に入る前にこの家の養子として引き取られた


そして、自分が世に言う“転生”というものをしたということがその時点で分かった


転生前の知識と、幼児にしてはしっかりしている社交性さでなんとか乗り越えてきた



そして転生前からしていたダンス、養子になって今の家族とも馴染んできた頃に始めさせてもらった


前世ではヒップホップだけだったけどひとつ大技をしてみたいな、と思って小学1年でブレイクダンスも習わせてもらった(ヒップホップは幼稚園からしている)


そこから時が経ち、小学6年になり中学校も選ぶ時期になると


ある中学を見つけた



“帝光中学校”



その時初めてこの世界が、私の前世からの愛読書。黒バスの世界と知ることになる

2.頑張りすぎた→

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