初めて、を君と 1 ページ40
きりん虫より
なななんと、めろんぱんさんが◇Message in a Bottle◇で拙作をパロってくださった！！
ありがとうめろんぱんさん！！！
楽しみで楽しみでしかたないうえに妄想がとまらないので私も調子に乗って続きを書きました。ちょっと長いので分けて出しますが気長にお付き合いください。
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◎Aside
仕事が終わったら、章大君とデート。
朝から楽しみでソワソワ落ち着かなくて、今日はもう何回か目の前であからさまに叔母さんに失笑された。
「あんたたちを見てると初恋を思い出すわ」と叔母さんは言ったけど、私はもういい年で年相応に一通りの場数は踏んでいる、つもり。
章大君だってすごくモテるし動作の端々に女の子の扱いに慣れている様子が透けて見えるから、私が初めての彼女、ということはないと思う。
こわいから確認はしてないけど。
もっとも私の今までの彼氏は、共通の趣味があって話が合う人とか優しくて穏やかで隣にいてもホッとできる人とか一時の気の迷いで私を好きになってくれた人とかで、だから自分のタイプはそういう人なんだと思っていた。
そういう意味で言ったら章大君は例外中の例外、初めての男の子ではあるかもしれない。
私の生活圏内にいない人で、私にはない発想の持ち主で、一緒にいると何が起こるかわからなくて、可能性は未知数。
そして私の方から告白した、年下のワンコ系。
「――Aちゃん！もう行ける？」
テラスの下から声がして、満面の笑みのかわいい年下ワンコの章大君がこっちを見上げている。
さっきからチラチラ時計を見ていたからまだ終業時間の30分前くらいなのはわかっていたけれど、声を聞いてテラスに来た叔母さんが私に変わって下にいる章大君に向かっておもむろに手招きしたので、思わず笑ってしまった。
「ワンコは裏で預かっとくから、Aは時間までちゃんと働け」
「…はい」
叔母さんは章大君を気に入っている。
もともとサバサバしてあまり人を寄せ付けない甘やかさないタイプのはずなのに、章大君はあっさりその懐に入って叔母さんを骨抜きにしてしまった。
30分はしょうがないから叔母さんに譲って仕事をがんばる。
でもその後は―――。
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みき(プロフ) - 待ってます！ (2021年4月14日 10時) (
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cayochi(プロフ) - 私も待ちます (2021年4月14日 8時) (レス) id: 89ed3d2d70 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - いい子で待ってます (2021年4月14日 8時) (レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - イイ二人の世界だ〜(*´艸｀*) (2021年4月14日 8時) (レス) id: d5063d2f63 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 二度目の更新有難うございます！丸ちゃん、金木犀の香り…想像できます〜♪♪でも、連絡先交換とか名前で呼ばせるとか！？えっ！！丸ちゃんーー！！！って感じです！！笑 (2021年4月13日 19時) (レス) id: c6ee858f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん虫
| 作成日時：2021年3月8日 9時
