☆ ページ25
「あ、僕は高校教師です」
「え？」
私の質問とは違う答えだったがあまりに真っ直ぐな答えてくれたのでそのままにしていると
ニコニコしながら手に持っていたパンフレットをここに勤務してますと見せてくれた。
「あ、私の母校です」
「お！先輩、何ちゃん？俺は相葉ちゃん」
「八巻Aと申します」
「Aちゃんね」
向日葵さんは相葉さんと言うらしい
話をしていたら入り口から声がした
「なーにナンパしてんのよ、このスケベ教師」
「なっ、ニノ！なんてこと言うんだよ」
「こんなとこでナンパしてますよって、アイツに言っといてやるよ？相葉さん」
そこには先程の銀縁眼鏡の解説員が白衣のポケットに手を入れ小首を傾げて立っていた
「おまっ余計なこと言うなよな？ただでさえ、俺あんまり相手にされてないのに」
「あーはいはい。ここ大声禁止。ついでにノロケは聞きたくなーい。で？お嬢さんは何してんの？」
解説員は私の手にある本に目を走らせると
フッと口だけ笑った
「あぁ、復習？お利口じゃん」
(なんだろう、やっぱりこの人冷たそう)
「ん？ニノ、Aちゃんと知り合い？」
相葉さんは不思議そうに私と解説員を交互にみる。
「いや、知りあいじゃない
さっき星空解説に来てくれてたんだよ。ね？Aちゃん」
「はい……夏の星空好きなんです」
Aちゃんって……馴れ馴れしいな、この人
「ふぅん。じゃ、Aちゃんはベガでニノはアルタイルになっちゃえば」
「は？アナタ何言い出すのよ」
ペシンっと解説員が相葉さんの頭を叩く
「この間天の川とベガとアルタイルの話をしたら気に入ったらしくてね、使いたかっただけだろ？……単細胞だからこの人、気にしないでAちゃん」
「はぁ」
「そーいや相葉さん、アイツ入り口に来てたよ、早く行ってやれば」
「げっ。それを早く言えよ」
「教えてあげたんだから感謝しなさいよね。早く行けよ」
「じゃね！ニノ！Aちゃん」
相葉さんはガバッと勢いよく立ち上がると
ぶんぶん手を振って部屋を出ていった
「仲良し……なんですね？」
「あー静かになった。あ、相葉さん？中学生から大学まで同じだったからね」
「あの、私八巻Aって言います。」
「さっき聞いたよ？ま、いっか。
オレは二宮ここの司書兼プラネタリウムの解説員。何か聞きたいことは？ある？」
優しい口調なのに何だか突き放されている気がするのは何故？
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咲(智咲)(プロフ) - おーちゃんさん» (*´∀｀)お越し頂き、コメントまで有り難うございます！うふふ。職人智さんと恋に落ちちゃってくださいませ！！あの手で……愛されちゃってください( *´艸｀) (2016年8月12日 9時) (
レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
おーちゃん(プロフ) - 咲しゃん！お邪魔させていただきました。。ワタシ、家具職人になります。そして、智と恋におちます。 (2016年8月11日 19時) (レス) id: 7e1932ee25 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - みつさん» お越し頂き、コメントもありがとうございます ！キュンとしましたか？糖度足りなくて申し訳ありません。黄色様、頑張りたいと思います。伏線回収しないと(笑)また、あちらでも宜しくお願い致します。 (2016年8月10日 7時) (レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - 完結お疲れさまでした。青い鳥でもお世話になってます♪夢から作られたお話､キュンとしたり拗ねたくなったりドキドキしたり。楽しませて頂きました♪贔屓の黄色様の続き楽しみに待ってます。ありがとうございました。 (2016年8月9日 15時) (レス) id: e4f493f611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年7月29日 11時
