★ ページ18
「…離してください。嫌、嫌っだってば…離してよ長瀬、殴るよ？」
「俺上司」
「うるさいっ仕事離れたら上司も何も関係ないわい。助けてくれたのはありがとう。でも
私はあなたにそんな気持ちは毛頭ない」
「そういうなよ。A相変わらずの はねっかえりだな。そんなとこがいいんだけども。俺ずっとだよ？お前のこと好きなんだって。入社前からずっと」
「そんなの信じられません。」
(散々綺麗なお姉さんとここにも来てたくせに)
私は肩に乗る長瀬の腕を振り払うとつとめて冷静に言った。
「急に部下モードかよ。」
「うるさいな。大体あんたのせいで私は希望部署に行けないのに。どうやって好意を持てと？」
私はぴしゃりと言い放った。
…事の始まりは今日の仕事中だった
いつものように夕方、明日の役員のスケジュールと専務のスケジュールの変更がないかの
確認をしているとき
「八巻さん。」
秘書課のお局…いや、お姉さん３名が私の所に詰め寄った。
社長付、副社長付、常務付のお姉さんだ。
「あなたは仕事を寝て取ったの？」
直球でいう社長付。
「は？」
「だって、あの長瀬さんがなんであんたみたいなのを引っ張ってくるわけ？しかもAなんて呼ばれちゃって。」
美しい顔を醜くゆがめてお姉さんは悔しそうに言う。
「あの、長瀬…専務と入社前から知り合いで…」
「ほら、やっぱり愛人か何か？」
にこにことしているが毒を吐く常務付
「だって本命ってほどじゃなさそうよ?不細工だし」
さらに毒々しいが社内一美しいと評判の副社長付
(ありえない。なんであんなやつの愛人…)
私には潤さんという想う方が！
・・・・・？？
ん？？
私、潤さんが好きなの？？
「ほら、図星なんじゃない？びっくりしててよ？」
「あらぁ。」
自分の思考に驚いているとお姉さん方は勝手に解釈し、ニヤニヤしている
「早々に自分で移動願い書きなさいよ。秘書課に不細工は要らないわ。」
薔薇が血でも吸いそうな真っ赤な唇でそう言った
(確かにあなたたちよりは不細工かもしれないけれど、仕事に関係あるか？)
さすがに頭に来た
「ご心配頂かなくても１年しかいないつもりです。ちなみに長瀬専務とは私とミジンコとの方が関係が深い位、なんの関係もありません。」
喧嘩を受けるように椅子から立ち上がる。
「何よ？」
叩かれるかなーって思った時
「ほぉーミジンコとAって深い仲なのか。知らなかったなぁ。あは。」
呑気な声が降ってきた
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咲(智咲)(プロフ) - おーちゃんさん» (*´∀｀)お越し頂き、コメントまで有り難うございます！うふふ。職人智さんと恋に落ちちゃってくださいませ！！あの手で……愛されちゃってください( *´艸｀) (2016年8月12日 9時) (
レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
おーちゃん(プロフ) - 咲しゃん！お邪魔させていただきました。。ワタシ、家具職人になります。そして、智と恋におちます。 (2016年8月11日 19時) (レス) id: 7e1932ee25 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - みつさん» お越し頂き、コメントもありがとうございます ！キュンとしましたか？糖度足りなくて申し訳ありません。黄色様、頑張りたいと思います。伏線回収しないと(笑)また、あちらでも宜しくお願い致します。 (2016年8月10日 7時) (レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - 完結お疲れさまでした。青い鳥でもお世話になってます♪夢から作られたお話､キュンとしたり拗ねたくなったりドキドキしたり。楽しませて頂きました♪贔屓の黄色様の続き楽しみに待ってます。ありがとうございました。 (2016年8月9日 15時) (レス) id: e4f493f611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年7月29日 11時
