★ ページ15
「相変わらず イイ呑みっぷりだね」
「だって店チョー、また希望部署外されたんですよ、私？7年目だよ？あの狼め。」
「あぁ、長瀬さん？」
「そう、あの狼今度は直接の部下に呼び寄せてきました」
店長はニコニコしながら焼き鳥セットをカウンターに置いた
「まぁAちゃん、アレだからでしょ？まだ得意でしょ？」
「うん…ま、便利よね…」
もしゃもしゃと軟骨を齧っていると
ガラガラガラと、戸が開いた
「店長こんばんは！１人だけど……いい？」
入ってきたのは白いTシャツにグレーのニットジャケットを羽織り、ブラックデニムを履いたすらりとした、眉目秀麗と言う言葉が似合う男性だった
(美人！！)
男性に美人なんて普段は思わないが、その人は単なるイケメンではなかった。
「おー！Aの隣でイイ？潤くん」
「Aさん？あぁ、キミ？隣大丈夫？」
「あ、はい。どうぞ」
店長はわざわざ私の隣をさししめしたので
潤と呼ばれた彼は私にことわりを入れると隣に滑るように滑らかに腰掛けた
「店長、焼酎ロック。あと焼き鳥セット
えっとAちゃん。松本潤です。はじめまして…じゃぁないな。」
潤さんは私をふむふむと頷くように見るとにこっと笑った。
(うわぁ華が咲いたみたい。)
「八巻Aと言います…ん？どこかでお会いしました？松本さん」
見とれていて一瞬スルーしそうになったけれど、『はじめましてじゃない』？
「うん。あ、潤って呼んで。オレはすぐわかったけどな。」
カウンターに肘をついて私を斜めに見るその瞳を縁取る睫毛の長さと多さにびっくりして動けないでいると悲しそうに言われた。
「見覚えホントにない？」
「ごめんなさい…」
(こんなに美人、忘れないはずなのに)
「あー。」
潤さんはポンっと手を叩いて長い指をした手をおでこに当てて目の半分くらいまで顔を隠して眼鏡を掛けて言った
「おはようございます！」
その声に記憶のピースがハマった
「あっ！駅員さん」
「あは せいかーい。毎度ご利用ありがとうございます。」
毎日その声に背中を押されているのにすぐにわからないなんて
「その声聞くといつも、元気になるの。ありがとう。」
「はは。でも気付かなかったくせに。なんてね。帽子被ってるしね。声も違うし。仕方ないんじゃない？」
「でもよく私のことはわかりましたね？」
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咲(智咲)(プロフ) - おーちゃんさん» (*´∀｀)お越し頂き、コメントまで有り難うございます！うふふ。職人智さんと恋に落ちちゃってくださいませ！！あの手で……愛されちゃってください( *´艸｀) (2016年8月12日 9時) (
レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
おーちゃん(プロフ) - 咲しゃん！お邪魔させていただきました。。ワタシ、家具職人になります。そして、智と恋におちます。 (2016年8月11日 19時) (レス) id: 7e1932ee25 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - みつさん» お越し頂き、コメントもありがとうございます ！キュンとしましたか？糖度足りなくて申し訳ありません。黄色様、頑張りたいと思います。伏線回収しないと(笑)また、あちらでも宜しくお願い致します。 (2016年8月10日 7時) (レス) id: a8df2caf00 (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - 完結お疲れさまでした。青い鳥でもお世話になってます♪夢から作られたお話､キュンとしたり拗ねたくなったりドキドキしたり。楽しませて頂きました♪贔屓の黄色様の続き楽しみに待ってます。ありがとうございました。 (2016年8月9日 15時) (レス) id: e4f493f611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年7月29日 11時
