じゅう。 ページ11
z
【悪魔学校特別授業司令！！！】
【問題児クラスは全員！2年生までに“
【もし失敗した場合、即刻“王の教室”からの退去を命ず！！】
ひい、って声が漏れた。
音は空気の振動だとは知っていたけど、ビリビリと肌を揺すられる感じがして、内容がうまく入ってこない。
2年生までに、“4”に昇級。
…ええ？
それって、だいぶ常識はずれというか、なんというか…。
わたしの位階は“
「んで、Aちゃんはいつまで耳塞いでるんだよ」
『あ……』
指摘されて、耳から手を剥がすと。
カルエゴ先生は、わたしが話を聞く体制になるのを待っていたようで、いつものような無表情で口を開く。ごめんなさい。
「遊園地の騒動を見て教師陣が決めたのだ＿貴様らは期待されている。
1年生でクラス全員“4”位階。
これを達成すれば……偉業だぞ。
って聞いているのか貴様ら」
周りのみんなが追放は嫌だと騒いでいて、やっぱり話は頭に入ってこない。
ただカルエゴ先生は恩情をかけてくれるらしい…、不可能な課題は出さん、と言ってパチンと指を鳴らす。
「貴様らを“4”き叩きあげるため、本校が貴様らそれぞれに
特別講師陣を用意した」
淡々と話を進められても、こっちからすれば困惑しかないからやめてほしい。特別講師陣ってひとたちも、ライム先生とバラム先生以外は顔しか知らないし。
フルフル軍曹はジャズとアロケルくん。
ウェパル嬢はガープくんとアガレスくん。
ライム先生はエリザちゃんとクラりん。
ミスターハットはケロリちゃんとカムイくん。
バラム先生は同士とアズアズくん。
それぞれよく知らないひとに教室を連れ出されて。
『………ええ？』
「となると、残りは…」
教室に取り残されたわたしとイルマくん、リードくんははたと顔を見合わせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふゆき - ソイくんとのペアどんな感じになるのかすごい気になります！たまにでも更新してくれると嬉しいです！頑張ってください！ (2022年5月28日 15時) (
レス) @page20 id: b3e942f5c6 (このIDを非表示/違反報告)
あきちちゃん(プロフ) - めがねさん» ありがとうございます〜！！亀更新なのに見つけていただけて嬉しいです…！頑張りますね☺ (2022年4月2日 9時) (レス) id: 71893cf7de (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 今日見つけて、一気読みしちゃいました。続き、気になります!!大変だと思うけど、更新、頑張ってください!! (2022年4月1日 15時) (レス) @page15 id: 5fccd2346e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あきちちゃん | 作成日時：2021年12月19日 14時
