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DAY 7 ページ9

朝学校に行こうとしていた時の事だった。

「おい」

「な、なに?」

靴をはこうとしたら捕虜くんに呼び止められた。

「弁当を忘れているぞ」

「え!?ほんとだ!!ありがとう!!」

気が利くな〜!

「スカーフが上手く結べてないぞ」

「うそ!?」

そう言って彼は手を伸ばし綺麗にスカーフを結び直してくれた。

「ありがと!じゃあそろそろ行k」

「待て」

今度はなんだろうか

「持って行け」

彼が私に差し出していたのは傘だった。

「…………傘?」

「夕方から雨が降るそうだ」

私がいそいそと準備をしている間に彼は天気予報を見ていたのか…

「そうなんだ!ありがとう!!それじゃ行ってくるね!!」

「早く行け」

と言いつつ玄関まで見送ってくれた。





追記
これは迅さんによって仕組まれていたらしい。

つまりこうだ

私が朝寝坊する→慌てて準備する→迅さんが雨でずぶ濡れになって帰ってくる私を予知→ヒュースくんに私の傘を渡し夕方に雨が降ると天気予報で見たと嘘をつく→ヒュースくんは「迅さんがそう言ってた」と言うのが嫌なので自分が見たという話し方をする



つまりこの辺りから迅さんは私たちの未来を見て色々と動き始めている。



素直ではない彼との切なく甘い恋を彼はずっと前から予知していた。

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姫蘭華(プロフ) - yukinemさん» ありがとうございます!!グダる予感もしますが一生懸命頑張ります!!(笑)完結までどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月26日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 素敵すぎて一気に読んでしまいました。ヒュースも主人公ちゃんも会話のテンポやセンスが良すぎて読んでいて切なくも幸せな気持ちになります。続きを楽しみにしております! (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3c2cde60df (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - やっとユーザー名を姫蘭華に変えました^^;ペンネーム変えたのに今までずっと☆黒猫☆のままだったので…改めまして宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - twiceモモペン☆さん» ありがとうございます!そう言って頂けることが何よりも嬉しいです。これからも頑張りますので宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
twiceモモペン☆ - 最高です!私はヒュース推し何ですけど、なかなか小説がないのでとても面白いですっ!これからも頑張ってください!完結を楽しみにしてます! (2019年6月7日 23時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫蘭華 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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