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DAY 14 ページ16

「……で?どうなのよ?」

「教えてよ〜」

「だから、何もありませんって!」

私は今小南先輩と宇佐美先輩に捕まってる。

「本当は?」

「何もありません。」

「実は?」

「何もありません。」

彼女たちは私がヒュースを好いていると思っているみたい。

たしかに嫌いじゃないけど…

「ないのかぁ…」

「え〜」

別に…そんなんじゃないし…

「アイツはどうなのかしらね〜」

「やれやれ…道のりは長そうだなぁ…」

あーあー、めんどくさい事になったなぁ…

「ヒュースくんは結構脈ありそうに見えるけど」

「俺がどうかしたか?」

「「「!?」」」

いつの間にか聞かれてた。

「えっと…」

私が口ごもると

「あんたねぇ!!捕虜の分際でうちの可愛い璃音を誑かすんじゃないわよ!!」

「こ、小南、まあまあ…」

小南先輩がいきり立った。

「別にやましい関係ではないが?」

ヒュースはぴしゃりとそう言った。

「ズバリ璃音ちゃんのことはどう思う?」

「……………この支部の中では一番信じている」

あ?

「え、」

「え!?そうなの!?」

まじか

「あとこの前の………ふらんす?の家庭料理が美味しかった。」

「ラタトゥイユ?」

「そう、それだ。」

あんなの有り合わせで適当につくったのに…

「あたしも好きよ!璃音のラタトゥイユ。そこは話が合うわね。」

「璃音ちゃん料理うまいもんね〜」

よし、話題が逸れた。

「いいお嫁さんになるよ〜」

「ヒュース、あんた璃音の料理に惚れ込んでるのね!?とっちめてやる!!」

なんでこうなる。゚(゚^ω^゚)゚。

「アンタには渡さん!!」

「勝手に言ってろ」

勘弁して欲しい^^;

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姫蘭華(プロフ) - yukinemさん» ありがとうございます!!グダる予感もしますが一生懸命頑張ります!!(笑)完結までどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月26日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 素敵すぎて一気に読んでしまいました。ヒュースも主人公ちゃんも会話のテンポやセンスが良すぎて読んでいて切なくも幸せな気持ちになります。続きを楽しみにしております! (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3c2cde60df (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - やっとユーザー名を姫蘭華に変えました^^;ペンネーム変えたのに今までずっと☆黒猫☆のままだったので…改めまして宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - twiceモモペン☆さん» ありがとうございます!そう言って頂けることが何よりも嬉しいです。これからも頑張りますので宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
twiceモモペン☆ - 最高です!私はヒュース推し何ですけど、なかなか小説がないのでとても面白いですっ!これからも頑張ってください!完結を楽しみにしてます! (2019年6月7日 23時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫蘭華 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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