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DAY 11 ページ13

修くんの目が覚めたと連絡があり、お見舞いに行こうと思って来たはいい。

な ぜ だ れ も い な い ?

「……………え…?」

な ぜ だ れ も い な い ?

「修くん…?」

とりますごすごと帰ってみると

「ちょっと!!そんなのって卑怯じゃない!!」

「おさむをいじめるなー!!」

なんか凄い騒ぎになってた。

「これは…いったい…」

「嗚呼…見ての通りだ。」

烏丸くんも説明することは諦めた。

なるほど、何となく成り行きは察した。

「やれやれ…」

「コーヒーを淹れるよ」

烏丸くんなりの気遣いだ。(DAY 9参照)

「ありがと」

ミルクが入ってるあたり優しさを感じる。さすがモテ男。

しばらくそのまま記者会見の映像を見ていた。

「…………!?」

「な!?」

「嘘でしょ!!」

「おさむ!?」

私達は一斉に驚いた。なんと目の前のテレビに目が覚めたばかりの修くんが映っている。

「ほ…本物…?」

「………おそらく…」

「二人ともしっかりしてください。」

私達に烏丸くんからツッコミが入る。

そのまま修くんの話を聞いていた。

本当に感動した。この子、やっぱり本物だ。

私はいずれこの子を支え、導く立場になるのだ。



本当に私に出来るだろうか──?



「浮かない顔をしているんだな」

夜の屋上だ。

「そうね…」

話しかけられた相手を確かめる気にもならない。

「夜風は冷える。気が済んだら早く中に戻れ。」

そう言って彼は自分のパーカーを私の肩にかけた。

あわてて振り向くと彼も足を止めて振り返り

「玄界の人間は簡単に風邪をひく。そして簡単に死んでいく。」

「え…?」

戻ってきて軽く私の頬に触れる。

「明日の朝俺を起こしに来る時にそんな顔で来るなよ。」

どゆこと?

「お前にその顔は似合わない。」

そう言って去って行った。

「………っは…なんだアイツ…」

変なの。

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姫蘭華(プロフ) - yukinemさん» ありがとうございます!!グダる予感もしますが一生懸命頑張ります!!(笑)完結までどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月26日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 素敵すぎて一気に読んでしまいました。ヒュースも主人公ちゃんも会話のテンポやセンスが良すぎて読んでいて切なくも幸せな気持ちになります。続きを楽しみにしております! (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3c2cde60df (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - やっとユーザー名を姫蘭華に変えました^^;ペンネーム変えたのに今までずっと☆黒猫☆のままだったので…改めまして宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - twiceモモペン☆さん» ありがとうございます!そう言って頂けることが何よりも嬉しいです。これからも頑張りますので宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
twiceモモペン☆ - 最高です!私はヒュース推し何ですけど、なかなか小説がないのでとても面白いですっ!これからも頑張ってください!完結を楽しみにしてます! (2019年6月7日 23時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫蘭華 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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