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Prolog ページ2

大規模侵攻が終わり、三門市にまた平和が訪れた。

まあ、常に戦闘状態のこの街を果たして平和と呼べるのか知らないけれど。

私は栞先輩と、レイジさんと、京介くんと一緒に一旦支部に帰ると言った迅さんの帰りを待っていた。

しばらくすると玄関が開く音がした。

「ただいま〜みんな!実力派エリートの帰還だぞ〜!」

玄関に迅さんの声が響き、私達は出迎えた。

「迅さんおかえり〜!!本っ当にお疲れ様!…………え、えっと…だれ?その子」

「……………………迅さん、どこで拾ってきたんすかそいつ」

「……………………これは…」

迅さんの傍らには…角が生えた青年がいた。

「じ…迅さん…その人…」

「あー、大丈夫。コイツはお前らには絶対手出ししないよ。」

私は無意識に陽太郎を庇っていた。角が生えた青年と目が合う。焦りと嫌悪…それから………微かに不安を感じているようだった。

「わかりやすく言うと、こいつ、玉狛の捕虜でーす。」

捕虜…そういう言葉を聞くと思う…

────私たち、戦争してるんだ────

レイジさんと京介は納得がいまいち行かなかったみたいでトリガーを握り締めていた。

「でも、ついさっきまで俺らはこいつと戦ってたんすよ!」

「うちに置くのは構わんが千佳の身の安全は保証されるんだよな?」

「ま、まあまあ、二人とも…」

二人はさっきまで彼と交戦してたのか…なるほど…宇佐美先輩が一生懸命二人を止めている。

「あ…あの…」

彼は…きっと本当に不安なんだろう…

「私、この人のこと信じます!」

「「「「!?」」」」

「さっすが!璃音ちゃんならそういうと思ってたよ!」

これが私と捕虜くん(ヒュースくん)の出会いだ。

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姫蘭華(プロフ) - yukinemさん» ありがとうございます!!グダる予感もしますが一生懸命頑張ります!!(笑)完結までどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月26日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 素敵すぎて一気に読んでしまいました。ヒュースも主人公ちゃんも会話のテンポやセンスが良すぎて読んでいて切なくも幸せな気持ちになります。続きを楽しみにしております! (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3c2cde60df (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - やっとユーザー名を姫蘭華に変えました^^;ペンネーム変えたのに今までずっと☆黒猫☆のままだったので…改めまして宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
姫蘭華(プロフ) - twiceモモペン☆さん» ありがとうございます!そう言って頂けることが何よりも嬉しいです。これからも頑張りますので宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年6月8日 5時) (レス) id: cb87232c53 (このIDを非表示/違反報告)
twiceモモペン☆ - 最高です!私はヒュース推し何ですけど、なかなか小説がないのでとても面白いですっ!これからも頑張ってください!完結を楽しみにしてます! (2019年6月7日 23時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫蘭華 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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