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荒野の炎 ページ42

「しょ、食費が...」



「え〜、名門校の学園長のくせに普通の人の生活に水が必要不可欠だってこと知らないんですか〜?」



「妖精でも生活に水は必要だ!!!!!!!!!」



片方は大人の自尊心を煽るように、もう片方は怒りを露わにして彼女の生活環境の改善を要求している。水回りがままならないからせめて近場の川か安全な井戸を教えて欲しいとホタルが言ってもあれこれと理由をつけて今の今まで生活に必要不可欠な水を満足に使えないまま彼女はこの世界で過ごしていた。



「せめて毎日湯浴みはしたいのだが...贅沢だっただろうか?」



日本人にとってこれは全くもって贅沢ではない。ましてや体臭を気にする女性であれば寧ろ当然と言えるであろう。



「ちょっと、ジグボルト君!!どこへ行くんですか?!?!?」



「無論、若様のところに決まっているだろう!!!!!!!!!!悔しいが若様はホタルのことを気に入っている!!!!!!!!もちろんリリア様もだ!!!!!ホタルの白い手がこれ以上荒れるのを見るのは何としてでも避けたいからな!!!!!!!!!」




「じゃあオレもケイト先輩に報告しよっと。ケイト先輩がこのことをマジカメに載せて学園長が炎上したとしてもオレらの責任じゃないし〜?」




何と立派な脅迫。一年生と言えども誇り高きヴィランズとしての資質を十分すぎるほど持つ彼らはそのままオンボロ寮の内装並びに生活必需品の取り揃え、水回りを整えさせることに成功した。

崇拝の炎→←巻き込まれる炎



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鈴懸(プロフ) - 星猫さん» すみません、私は友達であろうと他人であろうと合作する気は全くもってありません。 (2021年10月2日 19時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?怪談レストランは知ってます?後、一緒に合作しませんか? (2021年10月2日 11時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
鈴懸(プロフ) - 星猫さん» 返信遅れました、コメントありがとうございます (2021年9月23日 21時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月19日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴懸 x他1人 | 作成日時:2021年8月8日 2時

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