誤った炎 ページ3
「綺麗な赤い髪のお嬢ちゃん、いやお嬢さんの方が良いかな?今のところは取り敢えず置いといて火傷はしてないかい?」
先程の凛とした姿からは少し離れた勇ましげな口調に驚きを隠せないものの美しい赤髪と同じ色に顔を染めあげた少女が声を上げた。
「ボクは歴とした男性だ!!!!」
「その声、竈門か?!」
「誰なんだいそれは?!
刹那彼女の首に嵌ったものは黒と赤を基調とした首輪のようなもの。
「男だったのか。それは悪い事をしたねぇ、その髪色があんまりにも綺麗だったからつい間違えちまったよ。折角付けてもらったのに悪いけどこれは動きが少し鈍りそうだから外させてもらうよ。」
太陽の下で咲く向日葵を彷彿とさせるような明るい笑みを零し彼女の白く細い首に嵌っている首輪を彼女はいとも容易く握り潰した。
さっきよりも大きいどよめきに驚きを隠せない彼女が例の妙な仮面をつけた男に引っ張られ見たこともないくらいの高さと大きさを持つ鏡の前へと連れて行かれる。
少し待てば自分の魂の形は
"はーつらびる"のように厳格な精神と信念
"さばなくろぉ"のようにどんな暗闇の中でも決して諦めることのない不屈の精神
"おくたびねる"のように己と敵対する者にも笑みを与える慈悲の精神
"すからびあ"のように物事の本質を見抜かんとす熟慮の精神
"ぽむひおーれ"のように己を磨くための奮励の精神
"いぐにはいど"のように力や知識に対する貪欲なまでに勤勉な精神
"であそむにあ"のように己の信念とする標を決して揺らがせることのない高尚な精神
これらを彼らが憧れる偉人やらまでとはいかないがほとんどを併せ持つらしくひとつの寮には定められないと言われたが自分で決めようにも現在の状況が見定めることが出来ていないのでひとまずオンボロ寮というところに住むこととなった。
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鈴懸(プロフ) - 星猫さん» すみません、私は友達であろうと他人であろうと合作する気は全くもってありません。 (2021年10月2日 19時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?怪談レストランは知ってます?後、一緒に合作しませんか? (2021年10月2日 11時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
鈴懸(プロフ) - 星猫さん» 返信遅れました、コメントありがとうございます (2021年9月23日 21時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月19日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴懸 x他1人 | 作成日時:2021年8月8日 2時