決断 ページ8
＊
白蘭の反応が変わる中。
誰もが驚いた様に発言者を見る。
そして、千鶴は静かにユニの方を見た。
ユニの決断次第では―――千鶴も――――…。
いいや、これはあり得ない事だ。 契約上、ユニは最も行わない事とも言えるだろう。
「白蘭。
何故、貴方が私を欲しているかは分かっています」
その言葉に、白蘭と千鶴以外が頭の上に疑問符を上げた。
そう、ユニの下す決断は、最初から決まっていた――――…。
「分かっているからこそ、
貴方の元へ、帰る訳にはいきません」
ユニからの反論を聞いて、白蘭は眼を細めた。
そして、開き直る様に声を上げる。
「じゃあやっぱり、ボンゴレリングは僕等の物だ。
ユニちゃんが逃げ込もうとしている連中にミスミス武器を渡すつもりはない。
ッと言っても―――――…… 肝心の白馬の王子は、ユニちゃんの願いにビビってるけどね」
「いﾞっ」
白蘭の眼差しに戸惑うツナ。
白馬の王子と言えば確かに今ではツナなのだが―――千鶴は不意に思った。
((俺もユニに頼まれごとをしてはいるんだが…))
頼まれごと。と言う言い方がおかしいのであれば、契約だ。
千鶴だってユニと契約を交わしてそれの為に判断し、動く気はある。
何故に千鶴は触れられなかったのだろうか？
((まさか俺が女の姿だからか？))
疑問に思ったのはそんな所。
もう、ほんっと… どうでもいい!!
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未桜(プロフ) - ユニが、チョイスを向こうとしますの無効がちがうぜ (2015年3月24日 12時) (
レス) id: d04b8e9548 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 華紅夜さん» 返信遅くなって申し訳ありません！返すべきか悩んだ末、返させていただきます！ まだまだ更新が雑…中途半端ですが、一時期の間です！もうしばらくお待ち下さい!! はい、更新頑張ります!! (2015年2月22日 16時) (レス) id: 8d7f53da0f (このIDを非表示/違反報告)
華紅夜 - とても面白いです！続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2015年1月27日 19時) (レス) id: 51b22c66a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王獣闘蛇 | 作成日時：2014年12月8日 19時
