再戦 ページ30
＊
「し、しかし千鶴さん！
今
「問題ない」
「し、しかし……」
「問題ないと言っている。聞こえないのか」
ギロリ、と相手を睨みつける千鶴。
此方もかなり何故か怒っている様だった。
「取りあえず俺達はココから離れた方が良さそうだな」
小さく息を付く千鶴。
面倒と顔に書いてあった。
「inferno door」
そう告げた時、千鶴の足元に魔法陣が浮かび上がる。
「俺は一旦奴とのケリを付ける。
何かあれば呼べ、行ければ俺が行く。行けなかった場合は俺の部下が行く」
「千鶴さん！」
「問題ない。
俺達の問題だ、人間が口を挟む事では無い」
ユニが心配そうな声を上げる。
しかし、千鶴は捨て台詞を残してそのまま消え失せた。
「千鶴さん…」
腕の中にはもふもふの雪兔とその上に乗っかるアルビノの鼠。
不安そうな顔をしつつも、ユニは小さく上を見上げる。
「何か千鶴さん…怒ってたのかな…？」
何か、怖かった。と告げるツナ。
しかし、ユニがフォローの言葉を入れる。
「恐らく巻き込みたくなかったんだと思います。
千鶴さんは、悪魔の事情に人間を巻き込む事を嫌いますから…」
あのぶっきらぼうな言葉の真意は分からない。
しかし、今はそれどころよりもユニを隠さなければならない。
「あ、あの、ツナさん」
「え、なに？ハル」
「ハルにいい案があるんです。隠し場所の事で」
ニッコリと笑いつつも告げるハル。
ある意味ツナにいい所を見せるチャンスだ。その様な思考は無いだろうが。
「ハルの知り合いに不動産屋のおばあちゃんが居るんです！
「隠れ家」にいい物件があるから、家出する時は言ってね！って良く言われました!!」
「ふ、不動産屋――!!?」((な、何かノリが庶民的…))
しかし、リボーンの「案外盲点でいいかもな」と言う鶴の一声の様な物により承諾された。
これによりツナ達はその不動産屋と言う所に向かう事になったのだ――…。
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未桜(プロフ) - ユニが、チョイスを向こうとしますの無効がちがうぜ (2015年3月24日 12時) (
レス) id: d04b8e9548 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 華紅夜さん» 返信遅くなって申し訳ありません！返すべきか悩んだ末、返させていただきます！ まだまだ更新が雑…中途半端ですが、一時期の間です！もうしばらくお待ち下さい!! はい、更新頑張ります!! (2015年2月22日 16時) (レス) id: 8d7f53da0f (このIDを非表示/違反報告)
華紅夜 - とても面白いです！続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2015年1月27日 19時) (レス) id: 51b22c66a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王獣闘蛇 | 作成日時：2014年12月8日 19時
