並盛 ページ26
＊
そんな時、また空が光る。
その理由は転送システムが来たからだと、千鶴は瞬時に悟る。
「戻って来たな…」
「えぇ―!? もぉ――――!!?」
驚き声を上げるツナ。
しかし、光のおかげで良く見えないが、破損部分は修正していない。
つまり、もうすぐ壊れると言う事だろう。
そして地方に散った六つの光。 そして、その光の一つに隠しても居ない魔力を感じた。
無論千鶴は己の居場所を悟られぬように魔力は零に抑えている為問題ないだろうが、それも時間の問題と言えた。
「転送システムは壊れる寸前だったんだな」
「そうか！ だから着地に失敗して、四方に散ったのかも…」
「どのみち、奴等は来たみたいだな」
冷静に分析する千鶴に頭を抱えて叫ぶツナ。
本当にこの人、ボスに向いていないと思う。
そんな時、一人、雲雀が動いた。
「恭さん!! 何方へ!!?」
「一つ、並中の方に堕ちた。 見て来る」
その言葉を聞いて、誰もが唖然とする。
こんな時でもこの人は学校第一だそうだ。
ある意味凄い、尊敬しよう。
「私も行きます!!」
「恭弥っ！ 俺も行くぜ!!」
「なっ、ディーノさん！」
雲雀の背を追ったのは草壁とディーノ。
一つ思った事はやはり部下無しで大丈夫なのだろうか？と言う事だ。
「どのみち闘う相手だ。
分散してる方が倒しやすい」
「ディーノさん!?
あ、あの、俺はどうすれば……!?」
「お前等はまｚ、ユニを安全なアジトへ連れて行け！
………そして、あの感じじゃ、必ず白蘭も来る。 ココを上手くしのげば奴を倒すチャンスもきっとあるぜ」
その言葉を聞き、ツナの顔は青くなる。
倒す―――この場合、“
「だが、まずはユニの安全確保だ！ 後で会おう!!」
そう言って元気よく祭壇から飛び降りたディーノ。
しかし、何故かズルッと滑ってしまい、階段から綺麗に転がり堕ちる。
ある意味凄い才能だ。
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未桜(プロフ) - ユニが、チョイスを向こうとしますの無効がちがうぜ (2015年3月24日 12時) (
レス) id: d04b8e9548 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 華紅夜さん» 返信遅くなって申し訳ありません！返すべきか悩んだ末、返させていただきます！ まだまだ更新が雑…中途半端ですが、一時期の間です！もうしばらくお待ち下さい!! はい、更新頑張ります!! (2015年2月22日 16時) (レス) id: 8d7f53da0f (このIDを非表示/違反報告)
華紅夜 - とても面白いです！続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2015年1月27日 19時) (レス) id: 51b22c66a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王獣闘蛇 | 作成日時：2014年12月8日 19時
