初代零地点突破 �� ページ50
ベル「お前の刀のリーチには入んないぜ。 その距離からそっとリングを転がしな」
山本「同時にだ」
同時じゃ無ければ交渉に応じないとでも言う気だろうか？ かなり生意気だ。
ベル「うっわー生意気。 しょーがねーな。 じゃあ、せーの… ほい」
山本「そら」
山本はリングを転がし。
ベルは霧のリングでクロームの解毒をする。
千鶴はそこで眼を閉じた。
千鶴((スッ転んだふりをしての、時雨蒼燕流攻式三の型…遣らずの雨…。 足での発動は少し難しいのに… よく出来た物ですね…))
千鶴は冷静に分析をしている。
ベルの肩に刀は辺り、マーモンの首筋に刀が添えられる。
これで現段階では形勢逆転と言えよう。
マーモン「………やはりタダモノでは無い連中だ…。 警戒しておいて良かったよ」
そう告げるマーモン。
次々と分身が生み出されて行く。
千鶴「敵が術士だと言う事をお忘れですか？」
涼しい顔で告げる千鶴。
彼等はそう――― 入った時から、もうマーモンの幻術の中に居たのだ…。
ベル「ししし、さーて。 残りのリングも頂こうか？」
千鶴「雨と雲のリング。 回収しておきました」
ベル「さっすが姫！」
千鶴の手の中には雨と雲のボンゴレリング。
マーモン「さぁ、雨と雲以外のリングも渡しな。 じゃないとこの娘… 手足がもげるよ」
そう言ってクロームを縛り上げたのは触手。
締め上げが強いのか、クロームは苦しそうな声を出す。
山本「やめろ!!」
焦っている彼等。
しかし、まだ状況を分かっていない様だ。
マーモン「まだ分かっていない様だね。 幻覚を見ている君達に何の権限も無いんだ」
マーモンの造り出した触手は獄寺の腕を締め上げ、三つのリングが落ちた。
千鶴は瞬時に動き、そのリングを回収する。
そんな時、外から大きな音が聞こえた。
「
外からの一撃。
その一撃に壁が破壊され、残骸が降り注ぐ。
千鶴は落胆の溜息をした後、瞬く間に自分とベル、そしてマーモンの周りに
そして、瞬く間に体育館から瞬間移動の様に移動した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：王獣闘蛇 | 作成日時：2014年7月2日 19時
