【REBORN!】ヴァリアー所属、最恐で最強のメイド様!!? part04 『VSヴァリアー編』 (ページ36)

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大空戦　Ⅱ ページ36

チェルベッロ「ではまず、守護者のリングを回収します」
了平「なに!? 死に物狂いで取ったリングを返せと言うのか？」
チェルベッロ「真の守護者であるならば心配する必要は無いでしょう。最終的にはボンゴレリングは必ず持つべき主人の元へ行くのです」

チェルベッロの言葉に誰もが首を傾げるが、取りあえずリングを全て回収された。
そして、ざっと説明された大空戦でのルール。

リングを完成させる事が勝利条件の一つ。
フィールドは学校全体。
広大なフィールドでの戦いを観戦出来るよう、観覧席と各所に小型カメラと大型ディスプレイを用意し、守護者にはカメラ搭載型モニター付きリストバンドを用意し、それをハメなければならない様だ。
リストバンドを装着した守護者達は各守護戦が行われた場所に向かわなければならない。千鶴の場合は、教室だ。
質問は無意味。受け付けなければ即失格であった。

千鶴が到着したフィールドは前よりもかなり小さくなっているような気がした。
幻術で隠している様だったが、あまり意味がなさそうに思える。

全員、各フィールドに到着した所でチェルベッロからのまたの説明があった。
外をチラリと見れば、大きなポールが立っていた。
その上には先程回収されたリングが乗っかっている。

リングを奪い合うのが自由にしていいようだ。

チェルベッロ「ただし、出来ればの話ですが―――――――」

チェルベッロのその言葉に誰もが首を傾げる中。
グサッと何かが注射される。
千鶴は何ともないのだが、何が入っていたのだろうと首を傾げる。

チェルベッロ「ただ今、守護者全員のリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました」
ツナ「なっ何だって!?」

毒…。
と言う事はこの毒は恐らく―――

チェルベッロ「デスヒーターと呼ばれる毒です。この毒は瞬時に神経をマヒさせ、立つ事すら困難にします。そして全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増していき30分後には… 絶命します」

なるほど。
命を懸けると言うのはそう言う事らしい…。
軽く笑う千鶴。まだバトルは開始されていないから、壁に寄り掛かった。