【REBORN!】ヴァリアー所属、最恐で最強のメイド様!!? part04 『VSヴァリアー編』 (ページ14)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:17,646 hit

三勝三敗　もうオリジナル作品以外コレで行こう← ページ14

チェルベッロは少しの間ののち、勝者の名を口にした。

チェルベッロ「霧のリングはクローム髑髏ｎ者となりましたので、この勝負の勝者はクローム髑髏とします」

チェルベッロから言い渡された言葉。
マーモンの力を知る者達は驚きが多かったらしい…。

コロネロ「あのバイパーが…」
ベル「粉々かよ」

粉々に粉砕されたマーモン。
相手のボス、沢田綱吉がオロオロとしている様子を見た千鶴はザンザスに静かに問うた。

千鶴「どういたしましょう？ザンザス様」
ザンザス「……」

千鶴はポーカーフェイスを保ちつつもそれでも内心笑っているようにザンザスに語りかけた。

千鶴「脱走されましたよ？マーモンは」
ザンザス「……… 千鶴」
千鶴「はい」
ザンザス「……… マーモンの処分はお前に任せる」
千鶴「――――――――― 御意」

生かすもよし、殺すもよし。
その権利を千鶴はザンザスから得た。
静かに頭を下げ、千鶴はその場から引き下がった。

骸「全く、君はマフィアの闇その物ですね。 XANXUS」
ザンザス「………」
骸「君の考えている恐ろしい企てには僕でさえ、畏怖の念を感じますよ」
ザンザス((ﾋﾟｸｯ

骸の言葉でザンザスの顔が動いた。

骸「なに、その話に首を突っ込むつもりはありませんよ。僕はいい人間ではありませんからね。タダ一つ… 君より小さく弱いもう一人の後継者候補をあまりもてあそばない方がいい」

骸からの忠告にザンザスは目つきを細くした。
千鶴は静かに眼を落とし、耳を澄ませた…。
少しだけ高い金属音に近い鳴き声は千鶴の地獄蝶の鳴き声だ。
悪魔の聴覚にしか聞き取る事が出来ない特殊な"超音波"はとある命令の報告を告げいた…。
報告を聞いた千鶴は静かに笑みを浮かべ眼を開けた。