【REBORN!】ヴァリアー所属、最恐で最強のメイド様!!? part04 『VSヴァリアー編』 (ページ2)

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世の中お金が全てだそうですページ2

ファンタズマ「フ―――― フ―――――」

マーモンの頭の御上に乗る。
正確にはフードの上に乗るカエル… トカゲ…に似た生き物が興奮している様な声を出す。

マーモン「ファンタズマが興奮している……
―――――やはり、敵の守護者は特殊な人間の様だな。
―――――サーカスにでも売り飛ばせば、金になりそうだな」

マーモンは勝利が目に見えている様で、お金の事だけだ。
世の中、金が全てと良く言った物だが案外その通りなのかもしれない。
大概の人間は金で動く。動かない人間の方が希と言っていいだろう。

"それで、千鶴。今回は―――"

千鶴"見てるだけ。さっき言った通りだけど？"

"それにしても、ひでぇだろ？見殺しにすんのか？"

狂いの鎌と異名をとるcrazyがそんな事を言うとは。
時は人も悪魔も武器も感情を変えるには十分な物と言えよう。

千鶴"見殺し、に。するって言うのは分からないな。対価を払うから払わんか、選ぶのは何時も予測が難しい人間なのだから"

"流石にそれには同感"

"まぁ、千鶴だしな"

千鶴は静かに笑みを見せる。
judgeもcrazyもそれ以上は何も言わなくなった。

マーモン「フン、マヌケ面下げた奴が増えたか。
―――――この戦いでもっとマヌケ面をする事になるだろうがな」

どうやら、そろそろ戦いが始まろうとしている。
千鶴は俯いていた顔を前に向ける。

チェルベッロ「今回の戦闘フィールドは体育館全てで、管内の物は何を使っても構いません
―――――――尚、このフィールドには特殊装置は用意されておりませんのであしからず。」

リボーン「無い物を在る物とし、在る物を無い物とする事で敵を惑わし、ファミリーの実体を掴ませないまやかしの幻影。
―――――それが霧の守護者の使命だからな」