透明６ ページ7
レイの鳴き声で目が覚めた
晩御飯をねだっている
時間は午後９時
『ごめんね…今あげるから』
レイを優しく撫でると、ﾆｬｱと可愛く鳴いた
だるい身体を起こし
下の階へ行くと、餌皿にご飯をあげた
晩御飯も食べる気がない僕は
取り敢えず、栄養失調で倒れないようにと
飲むゼリー(ウィ○ー的な)を飲む
その後は、もう風呂に入って寝る準備をした
調子が悪いらしく
６時間以上寝ていたのに
瞼が勝手に閉じていった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
次の日
学校へ行こうと玄関を開けると
「おはよう、透君だったかな？」
玄関前に
あの低いバリトンの、特徴的な髪型をした
生徒会長が立っていた
『……』
それを無視して立ち去る
当たり前だ、こんな奴に誰が関わるか
学校へ向かいっている最中も
後ろでニコニコしているのが伝わってきて
気持ち悪かった
gr「透君、君を生徒会に歓迎したい」
無言を突き通せば
「無言は肯定と取るぞ？」と言われた
『誰が入ると思う？莫大な金で入学して生徒会という表でも裏でも好待遇な屑組織、死んでも嫌だな』
gr「…何か勘違いをしている様だな？」
勘違い…？
そんな訳がないだろう
僕がきちんと調べあげた結果だ
『隠そうとしても無駄だ。僕はそんなもの簡単に調べられる。お前らみたいに馬鹿で屑で傲慢じゃないからな』
gr「なら…こちらも調べさせてもらったぞ？」
『は…？何を？』
gr「まぁこれしか分からんが」
まさか…
gr「冬野 Aが女だってことだな」
歩を進めていた足が止まる
体温がなくなっていくのを感じた
久しぶに聞いたその名前と
女だという事実が頭を埋めた
心の奥からもう一人の自分が
何かを叫んでいる気がする
聞こえない、聞こえない
僕はそのまま
生徒会長がいるにも関わらず
道路の真ん中で意識を失った
倒れる時、スローモーションのようになり
バタバタとした足音と
生徒会長の驚いた顔が見えた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
問題はここからどうしようか
悩む作者であります…
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志麻セン寄りのcrew - いえいえお役にたてたなら良かったです！！ (2019年6月13日 7時) (
レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - 志麻セン寄りのcrewさん» はっ！間違ってました！教えていただき、ありがとうございます！！う (2019年6月13日 7時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - 透明0男は僕にいつも処理させられたなんですけど僕は男にいつも処理させられたじゃないですか？ (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他2人 | 作成日時：2019年6月3日 3時
