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透明2 ページ3

『………』

僕は無言を決め込んだ

kn「あぁ!俺、コネシマっていうねん!よろしくなぁ!」

それでも僕が無言を突き通すと
目を見開いて僕を見た

kn「もしかして…君話せへんの?!え、何かすまんわ…」

勘違いしたのか
僕が声を出せないと思ったらしい
めんどくさい奴だ

『話せる…鬱陶しいから話しかけんな』

kn「えっ?!なんや話せるんかい!…って、初対面に鬱陶しいはないやろぉ?!」

怒り気味に言う此奴
お前らみたいなのとは関わりたくないんだよ…
察することも出来ないのか
どうりでアホヅラな訳だ

僕は席を立ち
クラスの前の廊下へ並びに向かう
後ろから「おい!無視すんなや!」
と声が聞こえるが、それも無視して行った

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

くだらない教師共の話を聞き
生徒会長が挨拶する

すると
耳を劈くような煩い歓声

舞台上には変わった髪型の黒髪の男
「諸君、入学おめでとう」と言った声は
地を這う様な低いバリトンの声だった
そいつの一言一言に周りの奴らが
歓声を上げる

入学して直ぐに生徒会長となった
グルッペン・フューラーという男で
容姿端麗、頭脳明晰、某有名政治家の息子だ

その秀才から、1年生にして
この名門校の生徒会長に抜擢されたらしいが
どうせ穢い裏があるんだろう
ここの生徒会の優遇は
学校の規則を守らなくてもいい
なんてものよりでかい物もあるから
ここの学校では喉から手がてるほどの地位だ

その生徒会長の話も聞き流し
入学式を終えた

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

教室で席に着けば
また前の奴が話しかけてきた
今度は二人の友人か何かを連れている

kn「おう!俺のマブダチ紹介したるわ!」

『…鬱陶しいって言っt「チィィス!」…』

zm「お前、透っちゅうねんな?名簿確認したで!俺はゾム、よろしゅうな!で、このちっさいのがロボロ、たまに見失うから気ぃつけてな!」

rbr「やかましいわ!!あ、ロボロやで。よろしゅうな〜」

誰が望んだ、こんな事
誰とも関わらず
静かに学校生活を終わらそうとしてたのに

『お前らみたいなの邪魔なんだよ…来んな』

kn「断る!俺はなぁ…ここで諦めたらダメな気がするねん…そう!お前を友達と言っていくぅ!」

『バカバカしい…友達とかいう偶像を何で信仰しなきゃいけないんだ。そんなのくだらない、時間の無駄、邪魔』

そういい、手に持っていた本を開いた

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志麻セン寄りのcrew - いえいえお役にたてたなら良かったです!! (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 志麻セン寄りのcrewさん» はっ!間違ってました!教えていただき、ありがとうございます!!う (2019年6月13日 7時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - 透明0男は僕にいつも処理させられたなんですけど僕は男にいつも処理させられたじゃないですか? (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他2人 | 作成日時:2019年6月3日 3時

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