六十三針目．鍛冶中です ページ23
翌日、朝早くからAは争奪戦に備え
用意してもらった鍛冶工房で鉄を打ちながら
見ているチアロとベル、マーモン相手をしていた
どうやら物珍しいものらしい
スク「お前等･･･揃いも揃ってこんなところにいたのか･･･」
マーモン「最初はチアロに引っ張られて来たけど結構面白いよ
君の剣も元はあんな鉄がたまりだと思うとね」
ベル「姫･･･熱くない？」
貴方「結構薄着でしてるんだけどね･･･これでも熱いよ
あっ、スクアーロの剣はもう研ぎ終わったからそこにあるからあとで確かめてね」
スク「あぁ、ありがとな
って･･･う゛おおおい！チアロ、火元によるな！！」
釜戸のほうに近づいていた
チアロを抱き上げベル達が座っているベンチに降ろすと
珍しく駄々をこねていた
チアロ「僕も･･･刀作る！」
貴方「これが打ち終わったら作ろうね
そういえば争奪戦の初戦は検討は付いてるの？チェルベロの裏取りも･･･」
スク「全くだ、お前はいつでも出れる準備してんのか？」
貴方「争奪戦の時はアイツのこと本気で殺しに掛かるつもりだから
義経達とこれさえあれば問題ないよ」
刃の赤く染まった刀を見つめ不敵に笑った
ベル「姫、その刀･･･赤いじゃん」
貴方「んっ？欲しがってるんじゃない？
偽物の蓬月の穢れた血ってやつが」
マーモン「穢れた血ねぇ･･･どうして僕等の血は欲しがらないんだい？
十分穢れてると思うけど」
貴方「ただの穢れはいらないんだよ、多分
必要なのはこの上なく穢れて不味い血だけなんだと思うんだ
乱世の謀反者の血とか？所謂、野心家なんじゃない？」
それだけ言ってまた鉄をたたき出す
しばらく、鉄の叩く音だけが響いた
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零夜＆李香(プロフ) - チョビさん» 零夜：マーモン可愛いか〜可愛いのは好きだよ〜 李香；面白いなんてありがとう！更新頑張らせますね！ (2013年8月5日 3時) (
レス) id: 377267cac5 (このIDを非表示/違反報告)
零夜＆李香(プロフ) - ちせさん» 李香：初めまして〜！面白いだと！？ 零夜：嬉しいけどビックリ･･･ 更新頑張るね〜 李香：本当かね･･･ (2013年6月19日 2時) (レス) id: 377267cac5 (このIDを非表示/違反報告)
ちせ(プロフ) - 初めまして。小説読ませていただきました。とてもおもしろいです！更新頑張ってください＼(^o^)／ (2013年6月18日 14時) (レス) id: d8b6709af8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零夜＆李香 | 作者ホームページ：http://id55.fm-p.jp/471/amikoro/
作成日時：2013年6月5日 1時
