【A3!】優しさを溶かして＿ 【茅ヶ崎至】

遊園地 ページ23

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至さんとの遊園地はとっても楽しい。


バカみたいに騒ぎまくってる私に、

至さんは優しい笑顔でついてきてくれる。


ゲームだってしたいだろうに。


そんなことを思って少し申し訳なくなりながも、

クレープを買ってきてくれるという至さんを待っていた。



いやもうこれってデートっしょ。

完全に。

私とあの至さんがカレカノとかありえないけどさ、

イケメンとデート出来るとか

本当命日になりかねない。

生きててよかったわ。



「〜♪〜〜〜♪」

機嫌よく鼻歌なんて歌ってみる。


これで勉強も頑張れそうだ！






「ねぇねぇ」




ん？




私今話しかけられた？




くるりと振り返ると、
そこには見覚えのない男の人が２人。



なんだなんだ。



「君1人？」

「あ、はい。そうですけど」


見て分からないのか、この人たちは。


ていうか、私こんな人知り合いにいたっけ？


困惑しながらも２人を見ると、



「俺らと遊ばない？」

と片方が言ってきた。




遊ぶ？

なぜ？



不思議に思って首を傾げると、




「ほら、今1人なんでしょ？」


「そうですけど…」









「だったら、ちょっとだけ俺らと遊んでくれない？」




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