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84話「意外〜」【担当:DR9】 ページ47

そして、ダークマター一族はAをキッチンの場所へ案内し、序でにお皿や料理器具の場所も教えた。キッチンはちゃんと整備されていて、とても暗黒物質とは思えない、一般家庭のキッチンのよう。Aはキッチンを見渡すと、

A「意外と綺麗だな。」

と一言呟くように言って、「じゃ、料理するから、あっちいけ。」とダークマター族をキッチンから追い出した。

ミラマタ「料理するだけダロ…ナゼ、オレたちを追い出すンダ…?」

ゼロ「…油はねが危ないとかじゃないか?」

ゼロツー「Aの料理、楽しみだねぇ!」

ダークマター族はそう会話をしながら各々リビングへと戻った。


そして、暫くして。Aの料理が気になりすぎているダークマター族が此処に。

ダクマ「…(A、油はねしてないだろうか…。)」

そう、お馴染みダークマターだ。ダークマターはスッと立ち上がり、剣の手入れをしてくると一言告げるとリビングから出て、こっそりとキッチンへ向かった。

ダクマ「…A、入るぞ。」

Aの返事を待たず、ガチャッとキッチンの扉を開けた。Aはピンクのエプロン姿に、前髪をゴムで纏め、髪の毛で隠している目を露にしていた。

A「…何で入ってくるの。」

どうやら盛り付けしようとしたときらしい。フライパンの中には美味しそうな香りを辺りに漂わせるスパゲティの姿があった。
そのフライパンと料理用の長い箸を持ち、フリーズするA。ダークマターはフライパンを一度見て、Aと目を合わせると、「すまない。」と、一言。

A「…別に良いけど。あ、そうそう、スパゲティの味見してくれない?自分だと皆の好みの味分からんし。」

とAは言うと、箸でスパゲティを一口程掴み、「はい、あーん。」とダークマターの目の前にスパゲティを向ける。ダークマターは条件反射で箸で掴まれたスパゲティを食べ、暫くモグモグして飲み込むと「…旨い。」と一言呟くように言った。

A「そう、それは良かった。」

と言ってフッと柔らかく微笑むA、きっと自分が笑った事に気づいていないのだろう。ダークマターは、笑ったと思うも声には出さず、「運ぶの手伝うぞ。」と言うと、Aは「じゃ、お言葉に甘えて。盛り付け終わったから、半分持って。」とAは半分持って言った。

ダクマ「…ああ。」

半分持って、一言返事をすると、ダークマターはAの後ろにつき、二人はリビングへ向かった。

−−−
ダクマ「えっ…?け、賢者の石効くか?」
▼ダークマターは、ぽよちの屍に賢者の石を置いた!

85話「美味。」【担当:星野ぽよち】→←83話「正午。」【担当:星野 ぽよち】



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アリス - この作品で私はダークマターが好きになった…、大好きです (2022年8月3日 19時) (レス) @page47 id: d52c4cdcef (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(プロフ) - アンダーテール私も好きですよ! (2021年12月28日 11時) (レス) id: 08bf829f52 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(プロフ) - プラスチックでできた傘さそうよ♪のところハロープラネットですよね!? (2021年12月28日 11時) (レス) @page15 id: 08bf829f52 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ最高 - 続編オメデトー! (2019年11月14日 15時) (レス) id: b32a3f529f (このIDを非表示/違反報告)
コノハ最高 - 気づけばもう70話こえてんじゃねーか!Σ(゜Д゜)今更すぎて草 (2019年11月8日 20時) (レス) id: b32a3f529f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:DR9&星野ぽよち | 作成日時:2019年10月20日 21時

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