異種族達の日常 (ページ3)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:2,587 hit

ｸﾝﾚﾝﾀﾞﾖｫ☆ ページ3

妖術隊、その部隊は妖怪だけで編成されていて妖術を使った戦闘を得意とする。

トラ「隊長!ここの手本をお願いします!」

ここって…？あぁ、遠距離妖術の事ね。

『ええっとねぇ、遠距離妖術はこうやるんだよ？

遠距離妖術！柊木ノ舞。』

すると紫色の炎が出て来てその中から妖力でできた柊木が遠くの的の真ん中を貫通した。

『あららぁ…的貫通しちゃった。ごめんね、』

トラ「いえいえ！手本をやってくれてありがとうございました！それでは諸君！訓練にもどりたまえ！」

「「はい！」」

すると今まで手こずっていた兵たちも段々とできるようになってきた。

『皆物覚えがいいねぇ…僕なんかすぐ抜かされちゃうよ、』

トラ「いえ！隊長の教え方が上手いんですよ！
本当は呪文なんか唱えなくてもできるのでしょう？」

『まぁそうなんだけどね』

ーーー
『はい！皆お疲れ様ぁ〜、今日覚えたことをしっかり生かしましょうねぇ〜』

トラ「それでは…解散！」

「「はい!」」

( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．
やっと終わったよ…

…

ゾムのとこに遊びに行くかぁ。

ーーー
『ゾム？いる？暇だから来たよぉ！』

ｶﾞｯｼｬｰﾝﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

何が起きたんだよ…

ゾ「ん！Aー！入ってええで！」

『おじゃましまーす、って、え？』

部屋に入った瞬間ゾムに抱きつかれる

ゾ「あぁ〜A不足なんじゃぁ〜！」

『しれっと頭もなでてんじゃ〜、ん？ゾム頭なでスキル上がった？気持ちいい〜』

猫特有のゴロゴロ音を出しながらすり寄る

ゾ「ん？いつもは引っ剥がすのに今日はやけに甘えたさんやなー、そんなAもかわええで！」

と言ってゾムもしっぽをフリフリする。

『んん…訓練で疲れたぁ…眠い…』

そうだ。本来猫は8割ぐらい寝てるんだ。という言い訳を考えながらコクンコクンとうたた寝する。

ゾ「眠いんか？寝てもええよ。」

と言いながら頭を優しく撫でてくれる。

『んん…おやすみぃ…』

あまりにも心地よかったのですぐ寝てしまった。

ーーー
はぁ…可愛すぎるやろ、寝顔写真とって他の幹部に見せつけよ。