異種族達の日常 (ページ16)

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重症乙。ページ16

youside

目を覚ますともう見慣れてしまった真っ白い天井。そっか、ここは医務室か。

ﾖｸﾈﾀ。ﾎﾞｸﾓｳｹﾝｺｳ。

そそ〜っと医務室を逃げようとする。

し「Aー？何やってんのー？」(暗黒微笑)

げっ！見つかっちゃった！逃げろ！
『イテテテテ！力がうまく入らない！』

し「はぁ…医務室が嫌いでも治療は受けなきゃだめでしょ？はやくそこ座って。逃げても無駄だよ。ゾムとトントンに言うからね。」

『わかったよ、大人しくしときます…』

マジであの二人は過保護すぎる。僕こう見えても成人済み。

し「今回は何やらかしたの？酷いよ？
出血多量。腕の骨折『骨折！？』折れてるよ。
至るところに切り傷。しかもほとんどが傷口開いてる。
…そろそろ怒るよ？」

『す、すいません……』

ーーー
一通り処置をしてもらって医務室をでる、

ショ「Aさん！大丈夫っすか？」

『ん、ショッピ君、大丈夫ダヨーw』

ショッピ君は私と同じ時期に入ってきた。
けど敬語(？)が使いやすいらしいから敬語使ってる、らしい？

ショ「はぁ…無理しないでください、こっちがハラハラするんで、」

『すんません…』

ショ「気を付けてくださいね」

『ほーい』

なんだかんだ心配してくれてるとこ優しい。

ーーー
7時半になったので食堂へ行くと
『お、今日皆はやいじゃーん』

「「「「…は？」」」」

ショッピ君とペ神以外ポカン顔になってしまった。

コ「おま、その怪我どうしたん？中々に重症やで？」

ゾ「大丈夫かA！歩けるか？」

『歩けるわ！心配しすぎ。こんなん普通でしょ〜』

ト「これは粛清待ったなしですわ。」

『嫌だッ！』

ーーー
そんなこんなで楽しい食事は終わり
楽しい楽しい粛清タイムが待ってましたとさ。