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そらとぶタクシーを利用し、場面は変わり南三番エリアの北の方。
「へえ、幻のスパイス集め…。」
『あ！あそこ、ペパー先輩じゃ…』
ちょうど斜めに凹んだ場所で、大きなカニとバトルしている特徴的な髪型の男性。間違いなくペパーだ。
「ちょうどいいところに来たな！頼む、もうへとへとちゃんなんだ、倒してくれ〜」
私たちが駆け寄ると、ペパーはすぐに振り向いてとても困った様子で助けを求める。
戦う相手はカニ……ガケガニ、ビッグサイズだ。
『よし、がんばれホゲ…じゃない、アチゲータ！』
「僕も協力するよ、じゃあ…ドッコラー、君に決めた。」
ペパーは戦線にいたシェルダーと共に離脱し、後ろの方で休憩中。
私はアチゲータ、トウヤは…ドッコラー？を繰り出すと、そのビッグサイズガケガニに挑む。
「ドッコラー、まずはビルドアップ！」
最初は様子見をするらしい。物理攻撃は相手の攻撃方法がわかるまで避けたい様子なので、私はアチゲータにひのこを指示する。
『ひのこ！』
攻撃は命中。ただし、いまひとつ。しかしガケガニはたちまち怒りはじめ、そこらの岩を掘り出し…
「がんせきふうじだ、ドッコラー、防御すれば耐えられる！」
『あ、アチゲータ！避けて！』
間一髪、アチゲータは飛んできた岩を転びながら避ける。技名はがんせきふうじというらしい。あれにぶつかったら、きっとたまったもんじゃない…。
「反撃だ、ドレインパンチ！」
ドッコラーは持っていた木材を脇に抱え、その小さな拳でガケガニにパンチ。いや、木材使わんのかい…なんて思ったのはナイショ。
効果はバツグンだ！ 威力の高い攻撃を受け、すこし怯みを見せるガケガニ。よし、今のうちに叩き込む…！！
─
「ほんとに、助かったぜ。おかげでスパイスも見つかって…」
『…苦戦したんですよ…。』
私たちは無事、ガケガニに勝利した。
結局私は必死に逃げていただけで、ほぼトウヤの活躍だったのだが。
「ギャッス！！」
「びっくりちゃんだぜ！！」
「なにこのポケモン！」
『わ！ミライドン！』
「…ミライドン？」
「アギャッス。」
ペパーの作ったスパイス入りサンドイッチに反応したのか、なんとミライドンが勝手に出てきてサンドイッチの匂いを嗅いでいる。
「え…こんな…なんか強そうなポケモン持ってたの？Aって…」
『そうだよ。教えてなかったね。』
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おこめ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…作者様のペースで更新頑張ってください！応援しております…！ (2月23日 1時) (
レス) @page15 id: 3c9b9f762c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2月21日 13時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！！好きです！！ (11月6日 8時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
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