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『キャモメ、ウパー、コジオ、モココ…』
『そして、アチゲータ。』
私たちは、目標のセルクルタウンに到着した。いろいろなところに立ち寄り、たくさんバトルをしてきていたので、ホゲータはアチゲータに進化していた。
アチゲータは頭を撫でられるのが苦手だが、その分表情がいくらか豊かになった。しかし、ぽけーっとしがちであるのは変わらず。
「手持ちは完璧？」
『技の再確認も済ませたので、完璧です！』
手持ちのポケモン、5体。それぞれが使える技も、きちんと記憶してある。
『いざ、ジムへ！』
─1時間後─
『……はあ、ドキドキした……』
「オリーブ転がし、思ったよりもキツかったね。」
私たちはジムチャレンジを終えたのち…
しっかりと、ジムリーダー…カエデさんに勝利して、セルクルバッジを受け取っていた。
私と、トウヤの手のひらで、きらりとむしタイプのマークが描かれたバッジが輝く。
『むしタイプのポケモンがあんなに強いなんて思ってなかった…』
「それはまあ、ジムリーダーだからね。」
『タイプ相性も頑張ったのに、単純な能力で押されてた気がする…。なんでかな…？』
「重要なのはタイプとか力の強さとかじゃなくて、いかにポケモンと息のあった行動ができるか…だと僕は思うよ。ちょっと試合を見てたけど、ムチャさせたりしてない？」
『うーん…ポケモンと息を合わせる…。』
ふと、トウヤの試合を思い出す。
ゾロアはあくタイプ、むしタイプには弱いはずだが、それでも上手く攻撃をかわしたり、隙をついて攻撃したりとテクニシャンな行動をしていた…。
あんなに細かくポケモンに指示するには、確かに、ポケモンのことをよく考えて…息を合わせるのが一番だ。
トウヤってすごい。
「まあ、とりあえず、バッジ獲得おめでとう！」
『へへ、ありがとうございます！お母さんに自慢しよう！』
ぱちぱちと拍手されて、すっかりテンションが上がる私。スマホロトムでバッジの写真を撮ると、お母さんに送っておいた。
と、同時に、誰かから電話が掛かる。
「A！A！！俺、南3番エリアにいるんだけどよ！」
『ぺ、ペパー先輩！なにかあったんですか？』
「先輩？」
「誰だオマエは…ってそう、それどころじゃないんだA！ヌシポケモンを見つけたんだ、早く来てくれ！」
『えっ、ヌシポケモン！？』
「俺はあいつの行方を追ってるから、近くに来たらまた連絡くれ！じゃ！」
「……。」
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おこめ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…作者様のペースで更新頑張ってください！応援しております…！ (2月23日 1時) (
レス) @page15 id: 3c9b9f762c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2月21日 13時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！！好きです！！ (11月6日 8時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
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